農山漁村の未点灯または電気供給不足の解消は、農林漁業の生産力増大と生活文化向上のために緊要である。現在、一般農漁村には農林漁業金融公庫資金を融通し、開拓地・離島には国庫補助を行っているが、経済的に遅れた僻地は融資のみに頼っている状況である。そこで、僻地の未点灯農山漁家の解消を促進するため、開拓地・離島と同様に国庫補助の対象とすることとし、都道府県知事が電気導入計画を定める際には市町村長の意見を聴取することとする法改正を行うものである。
参照した発言:
第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号