海岸砂地地帯は日本の海岸線に広く存在し、約24万ヘクタールに及ぶ。昭和28年の法律制定以来、防災林造成や土地改良など総額約26億円の事業を実施し、一定の成果を上げてきた。しかし事業の進捗状況から見て、今後も多くの課題が残されている。法律が昭和35年3月31日で失効するため、他の特定農業地域法の有効期限も考慮し、2年間の延長を提案する。この間に改善すべき点を検討し、法律制定の目的達成に努めたい。
参照した発言: 第31回国会 衆議院 農林水産委員会 第16号