外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第156号
公布年月日: 昭和33年5月15日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

外国為替相場の建て方に関する管理法の規定が国際通貨基金協定の規定と比べて制約的で、海外での措置に即応した対応が困難となる可能性があるため、この規定を改める必要がある。また、為替貿易管理制度の簡素化に伴い、管理の適正化のため、質問検査の対象を外国為替公認銀行と両替商に加え、内外の貿易業者、保険業者、海運業者等にも拡大する必要がある。これらの理由により、外国為替及び外国貿易管理法の一部改正を行うこととした。

参照した発言:
第28回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号

審議経過

第28回国会

衆議院
(昭和33年3月13日)
参議院
(昭和33年3月13日)
(昭和33年4月3日)
(昭和33年4月8日)
(昭和33年4月15日)
(昭和33年4月16日)
衆議院
(昭和33年4月22日)
(昭和33年4月22日)
(昭和33年4月25日)
参議院
(昭和33年4月25日)
外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十三年五月十五日
内閣総理大臣 岸信介
法律第百五十六号
外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律
外国為替及び外国貿易管理法(昭和二十四年法律第二百二十八号)の一部を次のように改正する。
第七条第二項を次のように改める。
2 外国通貨についての正しい裁定外国為替相場は、大蔵大臣が定める。
第七条第三項を削り、同条第四項を同条第三項とし、同条第五項を削り、同条第六項中「第一項から第四項まで」を「前三項」に改め、同項を同条第四項とする。
第六十八条第一項中「又は両替商」を「、両替商その他この法律の適用を受ける取引を行うことを営業とする者」に改める。
第七十条第一号を削り、同条第二号中「第七条第六項」を「第七条第四項」に改め、同号を同条第一号とし、同条中第三号以下を一号ずつ繰り上げる。
附 則
1 この法律は、公布の日から施行する。
2 この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
大蔵大臣 一萬田尚登
通商産業大臣 前尾繁三郎
内閣総理大臣 岸信介
外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十三年五月十五日
内閣総理大臣 岸信介
法律第百五十六号
外国為替及び外国貿易管理法の一部を改正する法律
外国為替及び外国貿易管理法(昭和二十四年法律第二百二十八号)の一部を次のように改正する。
第七条第二項を次のように改める。
2 外国通貨についての正しい裁定外国為替相場は、大蔵大臣が定める。
第七条第三項を削り、同条第四項を同条第三項とし、同条第五項を削り、同条第六項中「第一項から第四項まで」を「前三項」に改め、同項を同条第四項とする。
第六十八条第一項中「又は両替商」を「、両替商その他この法律の適用を受ける取引を行うことを営業とする者」に改める。
第七十条第一号を削り、同条第二号中「第七条第六項」を「第七条第四項」に改め、同号を同条第一号とし、同条中第三号以下を一号ずつ繰り上げる。
附 則
1 この法律は、公布の日から施行する。
2 この法律の施行前にした行為に対する罰則の適用については、なお従前の例による。
大蔵大臣 一万田尚登
通商産業大臣 前尾繁三郎
内閣総理大臣 岸信介