人事院勧告の趣旨を踏まえ、一般の政府職員の俸給制度改正に伴い、検察官の俸給等について必要な調整措置を講ずるものである。具体的には、一般の政府職員との権衡を考慮し、適正な俸給月額を定めるとともに、長期間同一俸給で昇進の道がない検察官に対し、最高額の俸給に達してから長期間経過した場合には、その額を超える月額の俸給を支給可能とする。また、長年勤続の認証官以上の検察官には特別手当を支給できることとし、さらに寒冷地に在勤する検事長への寒冷地手当等の支給根拠を設けることとしている。
参照した発言:
第26回国会 衆議院 法務委員会 第12号
区分 |
俸給月額 |
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検事総長 |
八八、〇〇〇円 |
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次長検事 |
七五、〇〇〇円 |
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東京高等検察庁検事長 |
七八、〇〇〇円 |
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その他の検事長 |
七五、〇〇〇円 |
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検事 |
一号 |
六七、二〇〇円 |
二号 |
六二、四〇〇円 |
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三号 |
五七、六〇〇円 |
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四号 |
五三、二〇〇円 |
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五号 |
五一、〇〇〇円 |
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六号 |
四四、四〇〇円 |
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七号 |
四一、〇〇〇円 |
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八号 |
三七、〇〇〇円 |
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九号 |
三三、五〇〇円 |
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十号 |
三〇、四〇〇円 |
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十一号 |
二八、四〇〇円 |
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十二号 |
二六、二〇〇円 |
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十三号 |
二三、六〇〇円 |
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十四号 |
一九、三〇〇円 |
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十五号 |
一八、三〇〇円 |
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十六号 |
一六、三〇〇円 |
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副検事 |
一号 |
四一、〇〇〇円 |
二号 |
三七、〇〇〇円 |
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三号 |
三三、五〇〇円 |
|
四号 |
三〇、四〇〇円 |
|
五号 |
二八、四〇〇円 |
|
六号 |
二六、二〇〇円 |
|
七号 |
二三、六〇〇円 |
|
八号 |
一九、三〇〇円 |
|
九号 |
一八、三〇〇円 |
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十号 |
一六、三〇〇円 |
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十一号 |
一五、三〇〇円 |
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十二号 |
一四、三〇〇円 |
区分 |
改正前の別表による俸給の号 |
改正後の別表による俸給の号 |
検事 |
八号 |
七号 |
九号 |
八号 |
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十号 |
九号 |
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十一号 |
十号 |
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十二号 |
十一号 |
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十三号 |
十二号 |
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十四号 |
十三号 |
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十五号 |
十三号 |
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十六号 |
十四号 |
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十七号 |
十五号 |
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十八号 |
十六号 |
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副検事 |
二号 |
一号 |
三号 |
二号 |
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四号 |
三号 |
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五号 |
四号 |
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六号 |
五号 |
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七号 |
六号 |
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八号 |
七号 |
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九号 |
七号 |
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十号 |
八号 |
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十一号 |
九号 |
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十二号 |
十号 |
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十三号 |
十一号 |
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十四号 |
十二号 |