国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律
法令番号: 法律第124号
公布年月日: 昭和31年6月2日
法令の形式: 法律

提案理由 (AIによる要約)

現行法では議長、副議長及び議員の秘書は6月15日及び12月15日在職時に期末手当等を受けるが、衆議院解散時には解散日在職者を支給期日在職とみなす措置が講じられている。これは支給期日直前に身分を失う場合の不均衡を避けるためである。参議院議員の任期満了時にも同様の事態が生じることから、議院運営委員会は全会一致で、現行法に議員の任期満限到達の場合を加える改正案を提出することを決定した。なお、本法施行に伴う手当の財源は本年度予算に計上済みである。

参照した発言:
第24回国会 参議院 本会議 第54号

審議経過

第24回国会

参議院
(昭和31年5月28日)
衆議院
(昭和31年5月29日)
(昭和31年5月29日)
(昭和31年6月3日)
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十一年六月二日
内閣総理大臣 鳩山一郎
法律第百二十四号
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律
国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律(昭和二十二年法律第八十号)の一部を次のように改正する。
第十一条の四を次のように改める。
第十一条の四 六月一日から六月十四日までの間又は十二月一日から十二月十四日までの間に、議員の任期が満限に達し又は衆議院が解散されたときは、その満限に達した日又は解散の日に在職する議長、副議長及び議員の秘書は、六月十五日又は十二月十五日にそれぞれ在職したものとみなし、前二条の期末手当及び勤勉手当を受ける。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
内閣総理大臣 鳩山一郎
大蔵大臣 一万田尚登