農地開発機械公団の業務範囲を拡張し、国際復興開発銀行からの融資を受けて優良乳牛を輸入・導入することで、酪農の合理的かつ迅速な発展を図る。具体的には、88万2千ドルの融資で3カ年計画により5千頭のジャージー種乳牛をオーストラリア等から輸入し、北海道根釧地区や青森県上北地区等の集約酪農地域に導入する。また、公団保有の機械等を農地造成・改良事業以外の道路工事等にも使用可能とし、公団の効率的運営を目指す。これらにより、農業経営の合理化と生産力の向上を図ることを目的とする。
参照した発言:
第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第9号