昭和31年3月20日、秋田県能代市で発生した大規模火災により、焼失戸数約1500戸、罹災人員約6000名、焼失面積9万5000坪、被害額20億円に及ぶ被害が発生した。同市では昭和24年にも1700戸を焼失する大火があった。今回の罹災区域における借地率36%、借家率16%という実情から、今後の住宅紛争発生が予想される。そこで、住宅を失った罹災者保護と能代市の復興再建を支援するため、罹災都市借地借家臨時処理法第25条の2を発動し、同法を今回の災害にも適用する必要があると法務委員会で判断し、全会一致で成案を得たものである。
参照した発言:
第24回国会 衆議院 本会議 第29号
災害 |
地区 |
昭和三十一年三月二十日秋田県能代市におこつた火災 |
秋田県のうち |
能代市 |