開拓融資保証法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第33号
公布年月日: 昭和31年3月28日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

戦後開拓地の入植者は、営農に精進しているものの経営が安定していないため、営農資金の調達が急務となっている。政府は開拓者資金融通法により基本的生産手段の整備資金を直接融通し、短期営農資金については開拓融資保証法により中央・地方の開拓融資保証協会を通じて債務保証を行ってきた。しかし、開拓者の加入増加と資金需要の拡大により、現在の中央保証協会の基金では債務保証の要請に応えられない状況となったため、昭和31年度一般会計から5千万円を追加出資し、保証枠の拡大を図るものである。

参照した発言:
第24回国会 衆議院 農林水産委員会 第5号

審議経過

第24回国会

衆議院
(昭和31年2月9日)
参議院
(昭和31年2月9日)
衆議院
(昭和31年2月23日)
参議院
(昭和31年2月24日)
(昭和31年2月28日)
衆議院
(昭和31年3月6日)
(昭和31年3月8日)
参議院
(昭和31年3月15日)
(昭和31年3月16日)
(昭和31年3月28日)
衆議院
(昭和31年6月3日)
開拓融資保証法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和三十一年三月二十八日
内閣総理大臣 鳩山一郎
法律第三十三号
開拓融資保証法の一部を改正する法律
開拓融資保証法(昭和二十八年法律第九十一号)の一部を次のように改正する。
第五条第二項中「二億円」を「二億五千万円」に改める。
附 則
1 この法律は、公布の日から施行する。
2 開拓融資保証法第五条第二項の改正に伴い政府から出資すべき金額は、昭和三十一年度において出資するものとする。
大蔵大臣 一万田尚登
農林大臣 河野一郎
内閣総理大臣 鳩山一郎