国民金融公庫は、昭和24年の発足以来、増資や資金運用部資金の導入により、30年3月末時点で395億円の資金量を保有し、1,175億円の貸付を行ってきた。今後も資金需要が予想されるため、昭和30年度において一般会計から20億円を出資し、公庫法第5条の資本金を195億円から215億円に改めることとした。また、資金運用部から85億円の借入れと既往貸付金の回収金295億円を加えて500億円の資金を確保し、返済金を差し引いても462億円の貸付が可能となる。
参照した発言:
第22回国会 衆議院 大蔵委員会 第5号