商工組合中央金庫は中小企業金融の重要な役割を担っているが、最近の金融事情を踏まえ、政府から10億円を出資して機能強化を図り、中小企業金融の円滑化を目指す。同金庫は現在、政府出資210万円、対日援助見返り資金による優先出資3億7200万円、組合出資12億9790万円の計16億7200万円の資本金となっている。商工債券発行が限度に近づきつつあるため、政府出資を10億円増額して債券発行の基盤を強化し、将来の民間出資増額の基礎を与え、組合金融の確保と中小企業組織化の推進を図るものである。
参照した発言:
第22回国会 衆議院 商工委員会 第7号