簡易保険の保険料計算の基礎となる死亡生残表について、戦後の衛生思想の普及と医薬の進歩により国民の死亡率が低下したため、第九回生命表の男子死亡率をもとに新たな死亡生残表を採用し、予定利率を年3.5%から4%に引き上げる。また、不慮の事故等による死亡時の保険金倍額支払いの期間を2カ月から3カ月に延長し、10歳未満死亡時の倍額支払いを廃止する。さらに、日本脳炎の伝染病指定に伴う保険金削減条項の改正や、保険約款改正の効力に関する規定の明確化を行うものである。
参照した発言:
第22回国会 衆議院 逓信委員会 第8号