出入国管理令は、ポツダム政令として公布され、昭和27年に法律としての効力を付与された外国人出入国管理の基本法である。現在、全国78の出入国港のうち38港に入国管理事務所出張所が設置され、残り40港では必要に応じて審査官が出張している。しかし、近年の貿易発展に伴い、新潟港と伏木富山港への外国船舶入港が激増し、出張審査では対応が困難となっている。また、関門港では下関と福岡の両入国管理事務所による二分管轄により業務遂行に支障が生じている。そこで、関門港一帯の管轄を下関入国管理事務所に一本化し、新潟港、伏木富山港、名瀬港に新たに出張所を設置することで、出入国管理業務の効率化と徹底を図るため、法務省設置法の一部改正を行うものである。
参照した発言:
第19回国会 参議院 内閣委員会 第19号
東京入国管理事務所新潟港出張所 |
新潟市 |
名古屋入国管理事務所伏木富山港出張所 |
高岡市 |
下関入国管理事務所八幡港出張所 |
八幡市 |
下関入国管理事務所若松港出張所 |
若松市 |
鹿児島入国管理事務所名瀬港出張所 |
名瀬市 |