農林漁業金融公庫は、農林漁業の生産力維持増進に必要な長期低利資金を融通する機関として昨年4月に業務を開始し、土地改良事業や災害時の融資など実績を上げてきた。29年度の貸付計画は総額225億円を予定しており、その資金源として一般会計からの出資95億円、資金運用部からの借入105億円、既貸付金の回収25億円を充てる計画である。これに伴い、現行法の一般会計出資金205億9,300万円に加え、新たな出資95億円と農林漁業資金融通特別会計からの155億1,400万円を合わせ、政府出資金を456億700万円とすることで、同公庫の基礎をより堅実にし、将来の積極的な事業運営を確保することを目的としている。
参照した発言:
第19回国会 衆議院 農林委員会 第14号