漁業金融は他産業に比べて等閑視されており、現状のままでは日本漁業の発展は望めない。しかし、国民の食生活改善や外貨獲得の観点から、漁業の飛躍的発展が必要とされている。そこで、農林漁業金融公庫法を改正し、漁船の改造、建造、取得に必要な資金を融資対象に加え、年利8%、償還期限15年、据置期間3年という条件で融資を行うこととする。また、融資対象は従業員300人以下かつ使用漁船の合計総トン数が1000トン以下の漁業者に限定し、船体、機関、艤装、無線機等の設備を対象とする。これにより、漁業界の意欲に応え、日本漁業の発展を図るものである。
参照した発言:
第16回国会 衆議院 水産委員会 第19号
五 漁港施設の改良、造成、復旧又は取得に必要な資金 |
年七分 |
十五年 |
三年 |
五 漁港施設の改良、造成、復旧又は取得に必要な資金 |
年七分 |
十五年 |
三年 |
五の二 漁船の改造、建造又は取得に必要な資金 |
年八分 |
十五年 |
三年 |