戦後の日本が直面する最大の課題の一つである人口問題について、国会でも度々議論されてきたものの、総合的な人口政策は未だ確立されていない。国土が狭小な日本において、年間約130万人の人口自然増加と約90万人の生産年齢人口の増加がもたらす諸問題に対し、確固たる人口政策を持つことは、国民経済の目標決定と円滑な進行のために不可欠である。そこで、人口問題に関する重要事項を調査審議し、基本的方策を樹立するため、厚生省の附属機関として人口問題審議会を設置することとした。
参照した発言:
第16回国会 参議院 内閣委員会 第4号
厚生統計協議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、厚生統計に関する重要事項を調査審議すること。 |
人口問題審議会 |
人口問題に関する重要事項について、関係各大臣の諮問に応じて調査審議し、及び関係各大臣に対し意見を述べること。 |
厚生統計協議会 |
厚生大臣の諮問に応じて、厚生統計に関する重要事項を調査審議すること。 |