公認会計士制度は民主的で合理的な経済の基礎確立に重要な役割を果たすものであり、そのためには高い知識と社会的信用を持つ多数の公認会計士の存在が不可欠である。昭和23年の公認会計士法制定時に設けられた特別試験制度は、計理士など会計監査の専門家に公認会計士となる道を開くものとして3年間の期限で施行され、その後2年間延長された。本年7月末で期間満了となるが、なお相当数の有能な適格者が存在することから、これらの者に受験機会を与えるため、特別試験の施行期間を更に1年間延長することとした。
参照した発言:
第16回国会 衆議院 大蔵委員会 第21号