外国人登録法の登録証明書申請時における指紋押捺制度は、証明書の偽造・変造防止を目的として設けられた。しかし、一般外国人への強制的な指紋押捺は日本で初めての試みであり、制度の周知と準備のため1年の猶予期間が設けられた。その後も一部外国人の誤解が解消されず、制度の強行は日韓関係に支障をきたす恐れがあることから、猶予期間を当初の2年間に延長するため本改正案を提案するものである。
参照した発言: 第16回国会 衆議院 法務委員会 第1号