国民金融公庫の資金需要に対応するため、現在の資本金百億円を百三十億円に増額する必要がある。本年度内の新規所要資金五十億円のうち、遺家族等に対する十億円、母子家庭に対する五億円を含め、一般会計からの出資三十億円及び資金運用部借入金二十億円を補正予算に追加計上する。また年末金融対策として、補正予算成立前に二十億円を限度とする一時借入金を可能とする昭和二十七年度限りの特例を設けるため、本法改正を提案する。
参照した発言: 第15回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号