水産資源保護法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第196号
公布年月日: 昭和27年6月14日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

水産資源保護法制定時、漁業法第65条の資源保護規定を同法第4条に移行したが、各都道府県の漁業調整規則の効力に関する経過措置が附則に規定されていなかった。このため、6月16日に現行の都道府県漁業調整規則が失効し、水産資源保護法第4条に基づき新たに制定し直す必要が生じる。この行政上の煩雑な事態を避け、各都道府県の漁業調整規則の効力を維持し、水産資源保護に支障を来さないよう法改正を行うものである。

参照した発言:
第13回国会 衆議院 水産委員会 第38号

審議経過

第13回国会

衆議院
(昭和27年5月27日)
(昭和27年5月29日)
(昭和27年5月29日)
参議院
(昭和27年5月30日)
(昭和27年6月2日)
(昭和27年6月4日)
衆議院
(昭和27年6月7日)
(昭和27年7月31日)
水産資源保護法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十七年六月十四日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第百九十六号
水産資源保護法の一部を改正する法律
水産資源保護法(昭和二十六年法律第三百十三号)の一部を次のように改正する。
第十八條第一項中「(その区域外百メートル以内の区域を含む。)」を削る。
附則第五項を附則第六項とし、附則第六項を附則第七項とし、附則第四項の次に次の一項を加える。
5 改正前の漁業法第六十五條第一項の規定に基いて農林大臣又は都道府県知事が定めた省令又は規則でこの法律施行の際現に効力を有するもののうち、改正前の漁業法第六十五條第一項第一号から第三号までに掲げる事項に関するものは第四條及び改正後の漁業法第六十五條第一項の規定に基いて、改正前の漁業法第六十五條第一項第五号から第七号までに掲げる事項に関するものは第四條の規定に基いて定められたものとみなす。
附 則
この法律は、水産資源保護法施行の日から施行する。
内閣総理大臣 吉田茂
農林大臣 広川弘禅
通商産業大臣 高橋龍太郎
運輸大臣 村上義一
建設大臣 野田卯一
水産資源保護法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十七年六月十四日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第百九十六号
水産資源保護法の一部を改正する法律
水産資源保護法(昭和二十六年法律第三百十三号)の一部を次のように改正する。
第十八条第一項中「(その区域外百メートル以内の区域を含む。)」を削る。
附則第五項を附則第六項とし、附則第六項を附則第七項とし、附則第四項の次に次の一項を加える。
5 改正前の漁業法第六十五条第一項の規定に基いて農林大臣又は都道府県知事が定めた省令又は規則でこの法律施行の際現に効力を有するもののうち、改正前の漁業法第六十五条第一項第一号から第三号までに掲げる事項に関するものは第四条及び改正後の漁業法第六十五条第一項の規定に基いて、改正前の漁業法第六十五条第一項第五号から第七号までに掲げる事項に関するものは第四条の規定に基いて定められたものとみなす。
附 則
この法律は、水産資源保護法施行の日から施行する。
内閣総理大臣 吉田茂
農林大臣 広川弘禅
通商産業大臣 高橋龍太郎
運輸大臣 村上義一
建設大臣 野田卯一