農産物の公正かつ円滑な取引と品質改善を目的として、主要農産物の国営検査を実施するため、第十国会で農産物検査法が制定された。同法の審議時に、さらなる検査品目追加の要望が強く出されたことと、法制定後約一年間の経験に基づく検討結果を踏まえ、あわ、ひえ、そば、澱粉等十二品目を新たに検査品目として追加する必要性が生じた。これらの追加品目は、従来の雑穀、いも類等と同様に希望検査として実施される。また、あわ、ひえ、そば、澱粉を除く品目については、農林物資規格法に基づく日本農林規格によって検査を行うこととする。
参照した発言:
第13回国会 衆議院 農林委員会 第37号