簡易生命保険の保険金最高制限額について、現行の5万円では制度本来の機能を果たすには不十分であり、医療費、葬祭費、遺族生活費、物価指数等を考慮し、8万円に引き上げる。また、戦後インフレに対応するため設けられた保険契約の乗り換え制度は、少額契約の大部分が整理され目的を達したため廃止する。さらに、残存する約1,700万件の少額保険契約について、窓口払い込み等を除き毎月の保険料集金を停止し、事業経営の合理化を図る。未払い保険料は保険金支払い時に差し引くため、加入者への不利益は生じない。
参照した発言:
第13回国会 衆議院 郵政委員会 第2号