昭和26年7月以降の米国対日援助及び9月以降の軍払下げ物資の打切りにより、昭和27年度の米国対日援助物資等処理特別会計は清算事務段階に入り、事業規模が著しく縮小した。これに伴い、27年度の歳入は約60億6千万円、歳出は約20億6千万円となり、差引40億円の剰余が見込まれる。この剰余金を一般会計に繰入れ、歳出の財源とするため本法案を提出することとした。
参照した発言: 第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第32号