水あめ、ぶどう糖等への物品税を廃止し、農家の主要作物であるいも類の需要確保と価格低落防止を図る。かんしょ・ばれいしょは畑作地帯の農業経営の根幹で、その過半が販売され、販売量の半分が澱粉に加工、その80%が水あめ等の原料となっている。砂糖価格の低落により水あめ等の価格も下落し、今後の砂糖統制廃止で更なる価格低下が予想される。物品税廃止により、いも1貫目あたり5~6円の価格維持効果を見込む。減収約15億円は砂糖消費税の一部引上げで補填する。
参照した発言:
第13回国会 衆議院 大蔵委員会 第37号