農業協同組合の健全な発達を図るため、組合運営の弾力化と組合員の意思反映を目的とする改正を行う。具体的には、役員任期を3年に延長し、市町村農協での総会外役員選挙を可能とする。医療施設の組合員外利用を5分の2まで認め、回転出資金制度を導入する。連合会の設立・加入・脱退には総会の特別議決を要することとし、組合員の意思を反映させる。また、行政庁の監督権を整備し、役員不在時の総会招集権や設立登記遅延時の認可取消権を付与する。
参照した発言: 第10回国会 参議院 農林委員会 第20号