近年の経済情勢や他法令における料金引上げ率、特許庁の予算収支バランスを考慮し、意匠法の登録料を発明奨励を阻害しない範囲で現行の約3倍に増額する。また、過料を5千円以下に引き上げる。これは、戦後のインフレによる支出予算の膨張に対し、収入が追いつかず、審査事務や発明奨励施策の遂行に支障をきたしていることへの対応であり、物価変動に伴う調整と財政収支の均衡を図るものである。
参照した発言: 第10回国会 衆議院 通商産業委員会 第3号