政府管掌健康保険の財政が赤字となる見通しのため、以下の改正を行う。第一に、保険料率を千分の55から千分の60に引き上げ、約3億円の収入増を図る。第二に、被保険者資格喪失後の保険給付および分娩給付に関して、6か月以上の被保険者期間を要件として設定し、不当給付を防止するとともに約6千万円の支出削減を図る。第三に、健康保険組合の被保険者の保険料最高負担限度を、標準報酬月額の千分の30から千分の35に引き上げる。これらの改正を1月1日から施行する。
参照した発言:
第10回国会 衆議院 厚生委員会 第2号