揮発油税の税率が重くなったことを踏まえ、税率を約35%引き下げ、1キロリットル当たり1万1千円とすることとした。また、従来の従価税率を従量税率に改めることとした。この軽減措置は昭和26年1月1日から実施する予定だが、徴収猶予の関係から本年度の税収入額には影響がない。なお、この改正は、揮発油の供給増加および代用燃料価格の下落等により、昨年5月以降の小売価格の100%という高率課税が極めて重いものとなったことを受けての措置である。
参照した発言: 第9回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号