砂糖消費税については、輸入砂糖やあめ、ぶどう糖等の甘味品の増加により国内産糖の価格が値下がりし、税負担が重くなっているため、税率を引き下げることとした。具体的には、黒糖及び白下糖は百斤当たり千八百円から四百円へ、日砂糖は二千円から千円へと引き下げ、昭和26年1月1日から実施する。また、砂糖消費税延納の際の担保物件の範囲を社債及び保証人等にまで拡張する等の改正を行うこととしている。
参照した発言: 第9回国会 衆議院 大蔵委員会 第3号