輸入食糧の価格調整は従来、貿易特別会計で行われ、食糧管理特別会計は国内生産者価格相当額で買い入れていた。しかし昭和25年度から、米国対日援助物資は米国対日援助物資等処理特別会計で価格調整を行い、貿易特別会計及び民間貿易による輸入分は食糧管理特別会計が輸入原価で買い入れ、一般会計からの価格差補給金で調整することとなった。これに伴い、食糧管理特別会計法を改正し、一般会計からの繰入金を可能とするものである。
参照した発言: 第9回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号