公衆浴場法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第187号
公布年月日: 昭和25年5月17日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

公衆浴場は日本固有の公共性の高い厚生施設であり、その偏在を避け、適正配置を図ることで多くの国民が利用できるようにする必要がある。また、経営の健全化と衛生設備の充実のため、浴場の濫立を防ぐことが重要である。現行法では、設置場所が「公衆衛生上不適当」な場合に許可を与えないことができるとしているが、この解釈について問題が生じているため、新たに「適正配置を欠く」場合も不許可とできるよう明確に規定し、その基準は都道府県の条例で定めることとする。

参照した発言:
第7回国会 衆議院 厚生委員会 第34号

審議経過

第7回国会

衆議院
(昭和25年4月29日)
(昭和25年4月29日)
参議院
(昭和25年5月1日)
(昭和25年5月1日)
衆議院
(昭和25年5月3日)
参議院
(昭和25年5月2日)
公衆浴場法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十五年五月十七日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第百八十七号
公衆浴場法の一部を改正する法律
公衆浴場法(昭和二十三年法律第百三十九号)の一部を次のように改正する。
第二條第二項を次のように改める。
2 都道府県知事は、公衆浴場の設置の場所若しくはその構造設備が、公衆衛生上不適当であると認めるとき又はその設置の場所が配置の適正を欠くと認めるときは、前項の許可を與えないことができる。但し、この場合においては、都道府県知事は、理由を附した書面をもつて、その旨を通知しなければならない。
同條第二項の次に次の一項を加える。
3 前項の設置の場所の配置の基準については、都道府県が條例でこれを定める。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
厚生大臣 林讓治
内閣総理大臣 吉田茂
公衆浴場法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十五年五月十七日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第百八十七号
公衆浴場法の一部を改正する法律
公衆浴場法(昭和二十三年法律第百三十九号)の一部を次のように改正する。
第二条第二項を次のように改める。
2 都道府県知事は、公衆浴場の設置の場所若しくはその構造設備が、公衆衛生上不適当であると認めるとき又はその設置の場所が配置の適正を欠くと認めるときは、前項の許可を与えないことができる。但し、この場合においては、都道府県知事は、理由を附した書面をもつて、その旨を通知しなければならない。
同条第二項の次に次の一項を加える。
3 前項の設置の場所の配置の基準については、都道府県が条例でこれを定める。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
厚生大臣 林譲治
内閣総理大臣 吉田茂