失業保険特別会計の1950年度予算において、失業保険金受給者を日雇い労働者を除き常時30万人と見込み、月額10億円の保険金を予定している。1949年度に保険給付が激増した経験から、予測できない事態に備え、年間10万人分40億円を予備費として計上することとした。その財源として、特別会計の積立金を一部取り崩して一時的に充てることを可能とするため、法改正を行うものである。
参照した発言: 第7回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号