現存する農林関係の5つの配給公団(肥料・食糧・食料品・油糧・飼料)について、以下3点の改正を行う。第一に、各公団の存続期限を来年4月1日まで延長する。第二に、運転資金の借入先を復興金融金庫に限定せず、他からも可能とする。第三に、油糧配給公団の基本金を15億円増額する。これは、油糧の生産・輸入量増加と価格上昇により取扱金額が増大し、資金操作が困難になったためである。なお、公団の今後の在り方については農林委員会で継続審議中であり、その結論を得るまでの暫定措置として本改正を提案するものである。
参照した発言:
第5回国会 衆議院 農林委員会 第27号