財産税等収入金特別会計法の一部を改正する法律
法令番号: 法律第30号
公布年月日: 昭和24年4月23日
法令の形式: 法律

改正対象法令

提案理由 (AIによる要約)

財産税等収入金特別会計では、物納財産等を見返りとして公債発行や借入を行っているが、最近の物納財産処分価格が特別会計法制定時の想定より平均約2倍に高騰している。そのため、物納財産の処分による収入金のうち、当該財産を見返りに発行した公債または借入金の額に見合う額を償還に充てるよう措置を講じ、一般会計への繰入額を調整することを目的として本法改正を提案するものである。

参照した発言:
第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号

審議経過

第5回国会

衆議院
(昭和24年4月12日)
(昭和24年4月13日)
参議院
(昭和24年4月13日)
衆議院
(昭和24年4月14日)
参議院
(昭和24年4月15日)
(昭和24年4月18日)
(昭和24年4月20日)
衆議院
(昭和24年5月31日)
財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十四年四月二十三日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第三十号
財産税等收入金特別会計法の一部を改正する法律
財産税等收入金特別会計法(昭和二十一年法律第五十三号)の一部を次のように改正する。
附則第五項の次に次の一項を加える。
当分の間、毎会計年度において、第四條第一項の規定により発行した公債又は借り入れた借入金の償還に充てる金額は、第四條第三項及び附則第五項の規定にかかわらず、当該年度において、処分代金(証券の償還金等を含む。)の收入のあつた物納財産の收納價額、延納許可額のうち納付のあつた額及び拂戻しのあつた旧勘定預金等の收納價額の合計額に七割五分の割合を乘じて算出した額を下らない金額とする。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
大藏大臣 池田勇人
内閣総理大臣 吉田茂
財産税等収入金特別会計法の一部を改正する法律をここに公布する。
御名御璽
昭和二十四年四月二十三日
内閣総理大臣 吉田茂
法律第三十号
財産税等収入金特別会計法の一部を改正する法律
財産税等収入金特別会計法(昭和二十一年法律第五十三号)の一部を次のように改正する。
附則第五項の次に次の一項を加える。
当分の間、毎会計年度において、第四条第一項の規定により発行した公債又は借り入れた借入金の償還に充てる金額は、第四条第三項及び附則第五項の規定にかかわらず、当該年度において、処分代金(証券の償還金等を含む。)の収入のあつた物納財産の収納価額、延納許可額のうち納付のあつた額及び払戻しのあつた旧勘定預金等の収納価額の合計額に七割五分の割合を乗じて算出した額を下らない金額とする。
附 則
この法律は、公布の日から施行する。
大蔵大臣 池田勇人
内閣総理大臣 吉田茂