従来の厚生省における衛生行政機構である公衆保健局、医務局、予防局、引揚援護院検疫局の四局体制を改める必要が生じたため、本法案を提出する。主な改正点は、医薬品の生産供給強化のための薬務局の新設、保健所に関する事務の公衆保健局から予防局への移管、公衆保健局の名称を公衆衛生局へ変更し予防局から水道等の事務を移管、そして行政機構拡大と定員・予算増加を避けるための引揚援護院検疫局の廃止である。なお、この改革案は臨時行政機構改革審議会で可決されている。
参照した発言:
第2回国会 衆議院 決算委員会 第21号