臨時資金調整法は、1937年9月から物資と資金の需給の適合および経済秩序の確立を目的として運用されてきた。しかし、最近の経済情勢が法制定当時とは異なる様相を呈してきたため、法の内容について検討が必要となった。そこで政府は、同法を廃止することが適当と判断し、臨時資金調整法を廃止する法律案を提出することとした。なお、同法廃止後の措置については、政府で慎重に研究中である。
参照した発言: 第2回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第13号