会計検査院法では会計検査官の俸給が年5万円の定額と定められているが、最近の物価事情等を考慮すると、検査官の地位や職責に比して低額となっている。そこで、検査官の俸給を国務大臣と同程度の額に増額することが適当と考え、改正案を提出した。なお、現在、国務大臣の俸給は官吏俸給令に基づく号俸制だが、今後は定額制に移行する方針であり、その額に準じて検査官の俸給額を定めることを想定している。本法は政令で施行時期を定めることとしている。
参照した発言: 第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会 第12号