貿易物資の買入・売払は、自己資金10億円と借入資金50億円の計60億円で運営されているが、8月末時点で残額が9億3千7百余万円に過ぎず、9月・10月中の輸出物資買入等に必要な資金約96億5千2百余万円に対し、輸入物資売払代金等の回収額は約47億6千5百余万円で、約39億5千万円の資金不足が見込まれる。この不足額調達のため、貿易資金特別会計法第二条第二項の借入金限度額を、余裕を見込んで50億円増額する必要があり、本法律案を提出するものである。
参照した発言:
第1回国会 衆議院 財政及び金融委員会商業委員会連合審査会 第1号