第一條 國民義勇戰鬪隊員(以下戰鬪隊員ト略稱ス)ノ服裝ハ行動ニ容易ナル適宜ノ服裝(陸軍服制、海軍服制其ノ他ノ勅令ニ依ル軍人軍屬ノ官等等級職階等ヲ示ス肩章、襟章、袖章ノ類ヲ附シタルモノヲ除ク)ニ隊員徽章ヲ附スルモノトス
戰鬪隊員ニシテ職員タルモノハ前項ノ規定ニ依ルノ外職員腕章ヲ裝著スルモノトス
第二條 戰鬪隊員ニ對シテハ對敵行動ヲ取ル間其ノ他主務大臣(當該國民義勇戰鬪隊ノ所屬區分ニ從ヒ陸軍大臣又ハ海軍大臣トス以下之ニ同ジ)特ニ必要アリト認ムルトキハ其ノ定ムル所ニ依リ糧食等ヲ給スルコトヲ得
第三條 主務大臣特ニ必要アリト認ムルトキハ其ノ定ムル所ニ依リ戰鬪隊員ニ對シ第二表ノ範圍內ニ於テ手當金ヲ給スルコトヲ得
前項ノ手當金ハ本人ノ希望アルトキ其ノ他主務大臣必要アリト認ムルトキハ家族(之ニ準ズル者ヲ含ム)ニ對シ其ノ全部又ハ一部ノ拂渡ヲ爲スコトヲ得
第四條 公務ニ起因シ傷痍ヲ受ケ又ハ疾病ニ罹リタル戰鬪隊員ノ治療ニ要スル諸費ハ官費ト爲スコトヲ得
第五條 戰鬪隊員公務ニ起因シ死亡シタル場合ニ於テハ官ニ於テ埋葬シ又ハ其ノ遺骸、遺骨、遺物等ヲ遺族ニ引渡ス爲必要ナル諸費ハ官費ト爲スコトヲ得
第六條 戰鬪隊員公務ニ起因シ死亡シタルトキハ第二表ノ弔慰金ヲ其ノ遺族等ニ給スルコトヲ得
第七條 本令施行ニ關シ必要ナル事項ハ主務大臣之ヲ定ム