(海運局官制中改正ノ件)
法令番号: 勅令第三百二十八號
公布年月日: 昭和20年5月31日
法令の形式: 勅令
朕海運局官制中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年五月三十日
內閣總理大臣 男爵 鈴木貫太郞
運輸大臣 小日山直登
勅令第三百二十八號
海運局官制中左ノ通改正ス
第三條中「局長 十人」ヲ「局長 八人」ニ、
次長 十人內
七人 勅任
三人 奏任
ヲ「次長 八人 勅任」ニ、「海務官 專任三人 奏任」ヲ「海務官 專任四人 奏任內一人ヲ勅任ト爲スコトヲ得」ニ改ム
第四條第一項ヲ左ノ如ク改ム
海運局長ハ其ノ管轄區域內ノ都廳府縣ニ附置セラレタル地方行政協議會ノ會長タル都廳府縣長官ヲシテ之ヲ兼ネシムルモノトス此ノ場合ニ於テ海運局長ノ官等ハ高等官一等トス
別表神戶海運局及新潟海運局ノ項ヲ削リ同表橫濱海運局ノ項中「橫濱海運局」ヲ「關東海運局」ニ、「東京都」ヲ「東京都 新潟縣」ニ、「山梨縣」ヲ「山梨縣 長野縣」ニ、同表名古屋海運局ノ項中「名古屋海運局」ヲ「東海海運局」ニ、「岐阜縣」ヲ「岐阜縣 石川縣 富山縣」ニ、同表大阪海運局ノ項中「大阪海運局」ヲ「近畿海運局」ニ、「京都府」ヲ「京都府 兵庫縣」ニ、「滋賀縣」ヲ「滋賀縣 福井縣」ニ、同表廣島海運局ノ項中「廣島海運局」ヲ「中國海運局」ニ、同表松山海運局ノ項中「松山海運局」ヲ「四國海運局」ニ、「松山市」ヲ「高松市」ニ、「愛媛縣 德島縣 香川縣」ヲ「香川縣 德島縣 愛媛縣」ニ、同表門司海運局ノ項中「門司海運局」ヲ「九州海運局」ニ、同表塩竈海運局ノ項中「塩竈海運局」ヲ「東北海運局」ニ、同表小樽海運局ノ項中「小樽海運局」ヲ「北海海運局」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和二十年六月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ海運局職員ノ職ニ在リテ神戶海運局又ハ新潟海運局ニ屬スル者別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ海運局書記官ハ海運局書記官ニ、海運局事務官ハ海運局事務官ニ、海運局海務官ハ海運局海務官ニ、海運局港務官ハ海運局港務官ニ、海運局技師ハ海運局技師ニ、海運局鑑査官ハ海運局鑑査官ニ、海運局植物檢査官ハ海運局植物檢査官ニ、海運局醫官ハ海運局醫官ニ、海運局獸醫官ハ海運局獸醫官ニ、海運局事務官補ハ海運局事務官補ニ、海運局海務官補ハ海運局海務官補ニ、海運局港務官補ハ海運局港務官補ニ、海運局技手ハ海運局技手ニ、海運局鑑査官補ハ海運局鑑査官補ニ、海運局植物檢査官補ハ海運局植物檢査官補ニ、海運局醫官補ハ海運局醫官補ニ、海運局獸醫官補ハ海運局獸醫官補ニ、海運局藥劑手ハ海運局藥劑手ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ海運局職員ニシテ休職中ノモノ(休職ノ際神戶海運局又ハ新潟海運局ニ屬シタル者ニ限ル)別ニ辭令ヲ發セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ海運局職員ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ關スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ
朕海運局官制中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和二十年五月三十日
内閣総理大臣 男爵 鈴木貫太郎
運輸大臣 小日山直登
勅令第三百二十八号
海運局官制中左ノ通改正ス
第三条中「局長 十人」ヲ「局長 八人」ニ、
次長 十人内
七人 勅任
三人 奏任
ヲ「次長 八人 勅任」ニ、「海務官 専任三人 奏任」ヲ「海務官 専任四人 奏任内一人ヲ勅任ト為スコトヲ得」ニ改ム
第四条第一項ヲ左ノ如ク改ム
海運局長ハ其ノ管轄区域内ノ都庁府県ニ附置セラレタル地方行政協議会ノ会長タル都庁府県長官ヲシテ之ヲ兼ネシムルモノトス此ノ場合ニ於テ海運局長ノ官等ハ高等官一等トス
別表神戸海運局及新潟海運局ノ項ヲ削リ同表横浜海運局ノ項中「横浜海運局」ヲ「関東海運局」ニ、「東京都」ヲ「東京都 新潟県」ニ、「山梨県」ヲ「山梨県 長野県」ニ、同表名古屋海運局ノ項中「名古屋海運局」ヲ「東海海運局」ニ、「岐阜県」ヲ「岐阜県 石川県 富山県」ニ、同表大阪海運局ノ項中「大阪海運局」ヲ「近畿海運局」ニ、「京都府」ヲ「京都府 兵庫県」ニ、「滋賀県」ヲ「滋賀県 福井県」ニ、同表広島海運局ノ項中「広島海運局」ヲ「中国海運局」ニ、同表松山海運局ノ項中「松山海運局」ヲ「四国海運局」ニ、「松山市」ヲ「高松市」ニ、「愛媛県 徳島県 香川県」ヲ「香川県 徳島県 愛媛県」ニ、同表門司海運局ノ項中「門司海運局」ヲ「九州海運局」ニ、同表塩竈海運局ノ項中「塩竈海運局」ヲ「東北海運局」ニ、同表小樽海運局ノ項中「小樽海運局」ヲ「北海海運局」ニ改ム
附 則
本令ハ昭和二十年六月一日ヨリ之ヲ施行ス
本令施行ノ際現ニ海運局職員ノ職ニ在リテ神戸海運局又ハ新潟海運局ニ属スル者別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ海運局書記官ハ海運局書記官ニ、海運局事務官ハ海運局事務官ニ、海運局海務官ハ海運局海務官ニ、海運局港務官ハ海運局港務官ニ、海運局技師ハ海運局技師ニ、海運局鑑査官ハ海運局鑑査官ニ、海運局植物検査官ハ海運局植物検査官ニ、海運局医官ハ海運局医官ニ、海運局獣医官ハ海運局獣医官ニ、海運局事務官補ハ海運局事務官補ニ、海運局海務官補ハ海運局海務官補ニ、海運局港務官補ハ海運局港務官補ニ、海運局技手ハ海運局技手ニ、海運局鑑査官補ハ海運局鑑査官補ニ、海運局植物検査官補ハ海運局植物検査官補ニ、海運局医官補ハ海運局医官補ニ、海運局獣医官補ハ海運局獣医官補ニ、海運局薬剤手ハ海運局薬剤手ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
本令施行ノ際現ニ海運局職員ニシテ休職中ノモノ(休職ノ際神戸海運局又ハ新潟海運局ニ属シタル者ニ限ル)別ニ辞令ヲ発セラレザルトキハ休職ノ儘前項ノ例ニ依リ海運局職員ニ同官等俸給ヲ以テ任ゼラレタルモノトス
前二項ノ規定ハ文官任用ノ資格ニ関スル規定ノ適用ヲ妨ゲズ