戦時金融金庫が緊要産業への資金供給と有価証券の市価安定という任務を遂行するためには、資金調達能力の拡張が必要となっている。そのため、戦時金融債券の発行限度を、従来の払込資本金額の10倍(30億円)から30倍(90億円)に拡張することを提案する。これにより、戦時下における金融機能の強化を図るものである。
参照した発言: 第86回帝国議会 衆議院 本会議 第4号