(大東亜戦争陸軍給与令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第四百四十五號
公布年月日: 昭和19年7月8日
法令の形式: 勅令
朕大東亞戰爭陸軍給與令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年七月七日
內閣總理大臣兼陸軍大臣 東條英機
大藏大臣 石渡莊太郞
勅令第四百四十五號
大東亞戰爭陸軍給與令中左ノ通改正ス
第三條中第四號中「揭グル者」ノ下ニ「(陸軍豫備生徒及入營前ノ通信兵候補者ニ在リテハ陸軍ニ於テ敎育中ノ者ニ限ル)」ヲ、「特別操縱見習士官、」ノ下ニ「特別甲種幹部候補生、」ヲ加フ
第六條中「本俸給」ヲ「本俸」ニ改ム
第九條 俸給及手當金ノ支給ニ關シテハ左ノ各號ノ定ムル所ニ依ル
一 年俸ハ十二分シテ之ヲ給ス
二 俸給及手當金ハ每月下旬之ヲ給ス但シ兵ノ俸給ハ每旬之ヲ給スルコトヲ得
三 每月十五日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ月分ノ全額ヲ給ス
四 月ノ十六日以後ニ於テ新ニ軍人軍屬トシテ部隊ノ勤務ニ服スルニ至リタル者又ハ諸生徒ニ採用セラレタル者ノ其ノ月分ハ其ノ勤務ニ服スルニ至リタル日又ハ採用セラレタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ月額ノ半額トス
五 前二號ノ規定ハ陸軍部外ノ官署ニ在官若ハ在職ノ儘又ハ該官署ヨリ轉官若ハ轉職シ部隊ノ勤務ニ服スルニ至リタル者ノ其ノ月分ノ支給ニ付テハ之ヲ適用セズ
六 月ノ十四日以前ニ於テ現役ヲ離レ、歸休ヲ命ゼラレ、召集ヲ解除セラレ、諸生徒ヲ命ゼラレ若ハ免官、退官等ニ依リ部隊ノ勤務ヲ離レタル者又ハ死亡シタル者ノ其ノ月分ハ部隊ノ勤務ヲ離レタル日又ハ死亡シタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ月分ノ全額トス但シ部隊ノ勤務ヲ離レタル日又ハ死亡シタル日ニ進級又ハ昇給シタル者ニ付テハ進級又ハ昇給前ノ額ニ依ル
陸軍大臣ハ兵ノ俸給竝ニ軍人軍屬又ハ諸生徒タル期間ノ特ニ短キ者ノ俸給及手當金ノ支給ニ付前項ノ規定ニ對スル特例ヲ設クルコトヲ得
第十條 演習、防衞又ハ特別任務ノ爲屯營等ヲ離ルルトキ其ノ他必要アルトキハ適宜ノ時期ニ於テ其ノ月分ノ俸給及手當金ヲ給スルコトヲ得
演習、防衞又ハ特別任務ノ爲翌月以後ニ亙リ屯營等ヲ離ルルトキハ其ノ月分ヲ含ム二月分以內ニ於テ俸給及手當金ノ前金拂ヲ爲シ又ハ翌月以後適宜ノ時期迄之ガ支給ヲ繰延ブルコトヲ得
交通不便ノ地方ニ勤務スル軍人軍屬ノ俸給ハ其ノ月分ヲ含ム六月分以內ニ於テ前金拂ヲ爲スコトヲ得
船舶ノ破壞、沈沒其ノ他公務上非常ノ災害ニ因リ特ニ必要アルトキハ俸給及手當金ノ一月分ノ前金拂ヲ爲スコトヲ得
前三項ノ規定ニ依リ前金拂ヲ受ケタル軍人軍屬及諸生徒死亡シタルトキハ其ノ俸給又ハ手當金ハ前金拂ノ日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金拂ニ係ル月分迄之ヲ給スルコトヲ得
第十二條ノ次ニ左ノ一條ヲ加フ
第十二條ノ二 俸給及手當金ハ本人ノ希望アルトキ其ノ他陸軍大臣必要アリト認ムルトキハ家族(之ニ準ズル者ヲ含ム以下同ジ)ニ對シ其ノ全部又ハ一部ノ拂渡ヲ爲スコトヲ得
「第三章 加俸」ヲ「第三章 加俸及加給」ニ改ム
第十三條第三項中「第十二條」ヲ「第十二條ノ二」ニ改ム
第十五條第一項中「竝ニ其ノ他ノ幹部候補生及操縱候補生ニシテ見習士官タラザルモノ」及「又ハ手當金」ヲ削リ「給ス」ヲ「給スルコトヲ得」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
外地ニ在ル部隊ニ屬スル諸生徒(第五條但書ノ規定ニ該當スル者ヲ除ク)ニハ手當金ノ十分ノ九以內ヲ加給ス
同條第二項中「給ス」ヲ「給スルコトヲ得」ニ改ム
同條第三項ヲ左ノ如ク改ム
第九條乃至第十二條ノ二ノ規定ハ第一項及前項ノ在勤加俸竝ニ第二項ノ加給ニ之ヲ準用ス
第十六條第一項第六號中「及生徒隊」ヲ「、生徒隊其ノ他之ニ準ズル部隊」ニ、同條第四項中「第二項乃至第四項」ヲ「第一項第二號乃至第六號」ニ改ム
第十八條第一項中「(第五條但書ノ規定ニ該當スル者竝ニ其ノ他ノ幹部候補生及操縱候補生ニシテ見習士官タラザルモノニ限ル)」ヲ削リ同條第三項、第十九條第五項及第二十條第三項中「第十二條」ヲ「第十二條ノ二」ニ改ム
第二十三條第一項中「見習士官」ノ下ニ「、豫備候補生」ヲ加フ
第三十一條第一項中「軍隊及病院以外ノ部隊ニ於テ」ヲ削ル
第三十七條第一項ヲ左ノ如ク改ム
戰地ニ在ル軍人軍屬及第五條但書ノ規定ニ該當スル諸生徒ニハ戰地增俸、其ノ他ノ諸生徒ニハ戰地增給ヲ給ス
同條第二項乃至第四項中「戰地增俸」ノ下ニ「及戰地增給」ヲ加フ
同條第五項及第六項ヲ左ノ如ク改ム
第九條第一項第三號乃至第六號、第十條第一項及第三項乃至第五項竝ニ第十一條乃至第十二條ノ二ノ規定ハ第一項ノ戰地增俸及戰地增給ニ之ヲ準用ス
第三十八條 戰地ニ在ル部隊ニ屬スル軍人軍屬及諸生徒ノ俸給、手當金、諸加俸、戰地增俸及戰地增給ハ每月十六日以後之ヲ支給ス
前項ニ規定スル諸給與ハ必要ニ依リ其ノ月分ヲ含ム三月分以內ニ於テ前金拂ヲ爲シ又ハ翌月以後適宜ノ時期迄之ガ支給ヲ繰延ブルコトヲ得
第三十八條ノ二 戰地ニ於テ死亡シタル者ノ俸給、手當金及諸加俸ニ付テハ死亡判明ノ日ノ屬スル月分迄(前金拂ニ係ルモノニ在リテハ前金拂ヲ爲シタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金拂ニ係ル月分迄)之ヲ給スルコトヲ得
戰地ニ於テ死亡シタル者ノ戰地增俸及戰地增給ニ付テハ家族渡ニ係ルモノニ在リテハ死亡判明ノ日ノ屬スル月分迄、前金拂ニ係ルモノニ在リテハ前金拂ノ日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金拂ニ係ル月分迄之ヲ給スルコトヲ得
第三十九條第一項中「俸給」ノ下ニ「、手當金」ヲ加ヘ同條第二項ヲ左ノ如ク改ム
前條ノ規定ハ戰地ニ往復途中(內地及外地內ヲ除ク)ニ於テ死亡シタル軍人軍屬及諸生徒ノ俸給、手當金、諸加俸、戰地增俸及戰地增給ニ付之ヲ準用ス
第四十二條第二項中「前項」ヲ「前二項」ニ改メ同條第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ規定ハ第十六條第二項ニ揭グル者同項ノ規定ニ依リ軍裝手當ノ支給ヲ受ケタル後前項ノ規定ニ該當スルニ至リタル場合ニ之ヲ準用ス
第四十三條ノ二第一項中「手當金」ヲ「戰地增給」ニ改ム
別表第二表中
幹部候補生
操縱候補生
特別甲種幹部候補生
幹部候補生
操縱候補生
豫備候補生
ニ、
陸軍補充令第百十五條第一項第二號ニ揭グル諸學校生徒
陸軍少年飛行兵學校生徒
〇〇
陸軍補充令第百十五條第一項第二號ニ揭グル諸學校生徒
陸軍少年飛行兵學校生徒
五〇
陸軍豫備生徒
五〇
ニ、
軍醫豫備員候補者
〇〇
通信兵候補者
船舶兵候補者
五〇
軍醫豫備員候補者
〇〇
ニ、
依託生徒
三五
〇〇
依託生徒
三五
〇〇
經理部少年依託生徒
一五
〇〇
ニ改メ「乃至第六十六條」ノ下ニ「、第七十三條ノ二及第七十三條ノ五」ヲ加フ
同表第九表備考第二號中「陸軍補充令」ヲ「豫備候補生及陸軍補充令」ニ改ム
同表第十表中
被服手入具
被服手入具
手拭
ニ改ム
同表第十三表ノ二中「第十三表ノ二 戰地增俸」ヲ「第十三表ノ二 戰地增俸及戰地增給」ニ改メ備考第四號ヲ左ノ如ク改ム
四 諸生徒ノ戰地增俸ハ其ノ現役ノ實役ニ就カシメラレタル場合ノ階級相當ノ戰地增俸ニ依リ戰地增給ハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ手當金月額ノ十分ノ十五以內トス
附 則
本令ハ昭和十九年七月一日以後ノ給與ニ付之ヲ適用ス
朕大東亜戦争陸軍給与令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年七月七日
内閣総理大臣兼陸軍大臣 東条英機
大蔵大臣 石渡荘太郎
勅令第四百四十五号
大東亜戦争陸軍給与令中左ノ通改正ス
第三条中第四号中「掲グル者」ノ下ニ「(陸軍予備生徒及入営前ノ通信兵候補者ニ在リテハ陸軍ニ於テ教育中ノ者ニ限ル)」ヲ、「特別操縦見習士官、」ノ下ニ「特別甲種幹部候補生、」ヲ加フ
第六条中「本俸給」ヲ「本俸」ニ改ム
第九条 俸給及手当金ノ支給ニ関シテハ左ノ各号ノ定ムル所ニ依ル
一 年俸ハ十二分シテ之ヲ給ス
二 俸給及手当金ハ毎月下旬之ヲ給ス但シ兵ノ俸給ハ毎旬之ヲ給スルコトヲ得
三 毎月十五日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ月分ノ全額ヲ給ス
四 月ノ十六日以後ニ於テ新ニ軍人軍属トシテ部隊ノ勤務ニ服スルニ至リタル者又ハ諸生徒ニ採用セラレタル者ノ其ノ月分ハ其ノ勤務ニ服スルニ至リタル日又ハ採用セラレタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ月額ノ半額トス
五 前二号ノ規定ハ陸軍部外ノ官署ニ在官若ハ在職ノ儘又ハ該官署ヨリ転官若ハ転職シ部隊ノ勤務ニ服スルニ至リタル者ノ其ノ月分ノ支給ニ付テハ之ヲ適用セズ
六 月ノ十四日以前ニ於テ現役ヲ離レ、帰休ヲ命ゼラレ、召集ヲ解除セラレ、諸生徒ヲ命ゼラレ若ハ免官、退官等ニ依リ部隊ノ勤務ヲ離レタル者又ハ死亡シタル者ノ其ノ月分ハ部隊ノ勤務ヲ離レタル日又ハ死亡シタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ月分ノ全額トス但シ部隊ノ勤務ヲ離レタル日又ハ死亡シタル日ニ進級又ハ昇給シタル者ニ付テハ進級又ハ昇給前ノ額ニ依ル
陸軍大臣ハ兵ノ俸給並ニ軍人軍属又ハ諸生徒タル期間ノ特ニ短キ者ノ俸給及手当金ノ支給ニ付前項ノ規定ニ対スル特例ヲ設クルコトヲ得
第十条 演習、防衛又ハ特別任務ノ為屯営等ヲ離ルルトキ其ノ他必要アルトキハ適宜ノ時期ニ於テ其ノ月分ノ俸給及手当金ヲ給スルコトヲ得
演習、防衛又ハ特別任務ノ為翌月以後ニ亘リ屯営等ヲ離ルルトキハ其ノ月分ヲ含ム二月分以内ニ於テ俸給及手当金ノ前金払ヲ為シ又ハ翌月以後適宜ノ時期迄之ガ支給ヲ繰延ブルコトヲ得
交通不便ノ地方ニ勤務スル軍人軍属ノ俸給ハ其ノ月分ヲ含ム六月分以内ニ於テ前金払ヲ為スコトヲ得
船舶ノ破壊、沈没其ノ他公務上非常ノ災害ニ因リ特ニ必要アルトキハ俸給及手当金ノ一月分ノ前金払ヲ為スコトヲ得
前三項ノ規定ニ依リ前金払ヲ受ケタル軍人軍属及諸生徒死亡シタルトキハ其ノ俸給又ハ手当金ハ前金払ノ日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金払ニ係ル月分迄之ヲ給スルコトヲ得
第十二条ノ次ニ左ノ一条ヲ加フ
第十二条ノ二 俸給及手当金ハ本人ノ希望アルトキ其ノ他陸軍大臣必要アリト認ムルトキハ家族(之ニ準ズル者ヲ含ム以下同ジ)ニ対シ其ノ全部又ハ一部ノ払渡ヲ為スコトヲ得
「第三章 加俸」ヲ「第三章 加俸及加給」ニ改ム
第十三条第三項中「第十二条」ヲ「第十二条ノ二」ニ改ム
第十五条第一項中「並ニ其ノ他ノ幹部候補生及操縦候補生ニシテ見習士官タラザルモノ」及「又ハ手当金」ヲ削リ「給ス」ヲ「給スルコトヲ得」ニ改メ同項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
外地ニ在ル部隊ニ属スル諸生徒(第五条但書ノ規定ニ該当スル者ヲ除ク)ニハ手当金ノ十分ノ九以内ヲ加給ス
同条第二項中「給ス」ヲ「給スルコトヲ得」ニ改ム
同条第三項ヲ左ノ如ク改ム
第九条乃至第十二条ノ二ノ規定ハ第一項及前項ノ在勤加俸並ニ第二項ノ加給ニ之ヲ準用ス
第十六条第一項第六号中「及生徒隊」ヲ「、生徒隊其ノ他之ニ準ズル部隊」ニ、同条第四項中「第二項乃至第四項」ヲ「第一項第二号乃至第六号」ニ改ム
第十八条第一項中「(第五条但書ノ規定ニ該当スル者並ニ其ノ他ノ幹部候補生及操縦候補生ニシテ見習士官タラザルモノニ限ル)」ヲ削リ同条第三項、第十九条第五項及第二十条第三項中「第十二条」ヲ「第十二条ノ二」ニ改ム
第二十三条第一項中「見習士官」ノ下ニ「、予備候補生」ヲ加フ
第三十一条第一項中「軍隊及病院以外ノ部隊ニ於テ」ヲ削ル
第三十七条第一項ヲ左ノ如ク改ム
戦地ニ在ル軍人軍属及第五条但書ノ規定ニ該当スル諸生徒ニハ戦地増俸、其ノ他ノ諸生徒ニハ戦地増給ヲ給ス
同条第二項乃至第四項中「戦地増俸」ノ下ニ「及戦地増給」ヲ加フ
同条第五項及第六項ヲ左ノ如ク改ム
第九条第一項第三号乃至第六号、第十条第一項及第三項乃至第五項並ニ第十一条乃至第十二条ノ二ノ規定ハ第一項ノ戦地増俸及戦地増給ニ之ヲ準用ス
第三十八条 戦地ニ在ル部隊ニ属スル軍人軍属及諸生徒ノ俸給、手当金、諸加俸、戦地増俸及戦地増給ハ毎月十六日以後之ヲ支給ス
前項ニ規定スル諸給与ハ必要ニ依リ其ノ月分ヲ含ム三月分以内ニ於テ前金払ヲ為シ又ハ翌月以後適宜ノ時期迄之ガ支給ヲ繰延ブルコトヲ得
第三十八条ノ二 戦地ニ於テ死亡シタル者ノ俸給、手当金及諸加俸ニ付テハ死亡判明ノ日ノ属スル月分迄(前金払ニ係ルモノニ在リテハ前金払ヲ為シタル日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金払ニ係ル月分迄)之ヲ給スルコトヲ得
戦地ニ於テ死亡シタル者ノ戦地増俸及戦地増給ニ付テハ家族渡ニ係ルモノニ在リテハ死亡判明ノ日ノ属スル月分迄、前金払ニ係ルモノニ在リテハ前金払ノ日ノ現在ニ於テ受クベキ額ニ依リ其ノ前金払ニ係ル月分迄之ヲ給スルコトヲ得
第三十九条第一項中「俸給」ノ下ニ「、手当金」ヲ加ヘ同条第二項ヲ左ノ如ク改ム
前条ノ規定ハ戦地ニ往復途中(内地及外地内ヲ除ク)ニ於テ死亡シタル軍人軍属及諸生徒ノ俸給、手当金、諸加俸、戦地増俸及戦地増給ニ付之ヲ準用ス
第四十二条第二項中「前項」ヲ「前二項」ニ改メ同条第一項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ規定ハ第十六条第二項ニ掲グル者同項ノ規定ニ依リ軍装手当ノ支給ヲ受ケタル後前項ノ規定ニ該当スルニ至リタル場合ニ之ヲ準用ス
第四十三条ノ二第一項中「手当金」ヲ「戦地増給」ニ改ム
別表第二表中
幹部候補生
操縦候補生
特別甲種幹部候補生
幹部候補生
操縦候補生
予備候補生
ニ、
陸軍補充令第百十五条第一項第二号ニ掲グル諸学校生徒
陸軍少年飛行兵学校生徒
〇〇
陸軍補充令第百十五条第一項第二号ニ掲グル諸学校生徒
陸軍少年飛行兵学校生徒
五〇
陸軍予備生徒
五〇
ニ、
軍医予備員候補者
〇〇
通信兵候補者
船舶兵候補者
五〇
軍医予備員候補者
〇〇
ニ、
依託生徒
三五
〇〇
依託生徒
三五
〇〇
経理部少年依託生徒
一五
〇〇
ニ改メ「乃至第六十六条」ノ下ニ「、第七十三条ノ二及第七十三条ノ五」ヲ加フ
同表第九表備考第二号中「陸軍補充令」ヲ「予備候補生及陸軍補充令」ニ改ム
同表第十表中
被服手入具
被服手入具
手拭
ニ改ム
同表第十三表ノ二中「第十三表ノ二 戦地増俸」ヲ「第十三表ノ二 戦地増俸及戦地増給」ニ改メ備考第四号ヲ左ノ如ク改ム
四 諸生徒ノ戦地増俸ハ其ノ現役ノ実役ニ就カシメラレタル場合ノ階級相当ノ戦地増俸ニ依リ戦地増給ハ陸軍大臣ノ定ムル所ニ依リ手当金月額ノ十分ノ十五以内トス
附 則
本令ハ昭和十九年七月一日以後ノ給与ニ付之ヲ適用ス