(関東州臨時租税措置令中改正ノ件)
法令番号: 勅令第百九十四號
公布年月日: 昭和19年3月31日
法令の形式: 勅令
朕關東州臨時租稅措置令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月三十一日
內閣總理大臣 東條英機
大東亞大臣 靑木一男
勅令第百九十四號
關東州臨時租稅措置令中左ノ通改正ス
第一條中「法人資本稅、」ノ下ニ「特別法人稅、」ヲ加フ
第一條ノ二 法人ノ各事業年度ノ普通所得中滿洲國駐箚特命全權大使ノ定ムル方法ニ依リ運用スル金額アルトキハ其ノ運用金額ノ百分ノ三十ニ相當スル金額ヲ大使ノ定ムル所ニ依リ當該事業年度ノ所得ヨリ控除シテ所得稅ヲ賦課ス
第一條ノ四ニ左ノ二號ヲ加フ
六 法人ノ大使ノ定ムル場合ニ於ケル資產ノ評價換ニ因ル益金
七 大使ノ定ムル特別價格報奬金ノ收入
第一條ノ六中「百分ノ一乃至」ヲ削ル
第一條ノ七中「百分ノ六ヲ百分ノ五、百分ノ七ヲ百分ノ六」ヲ「百分ノ十一ヲ百分ノ十、百分ノ十二ヲ百分ノ十一」ニ改ム
第一條ノ八中「甲法人」ノ下ニ「又ハ甲特別ノ法人」ヲ、「關東州法人資本稅令」ノ下ニ「、關東州特別法人稅令」ヲ、「消滅シタル法人」ノ下ニ「又ハ特別ノ法人」ヲ、「設立シタル法人」ノ下ニ「又ハ特別ノ法人」ヲ加ヘ「乙法人ト爲リ」ヲ「乙法人若ハ乙特別ノ法人ト爲リ」ニ、「乙法人ハ」ヲ「乙法人又ハ乙特別ノ法人ハ」ニ改ム
第一條ノ十 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官廳ノ指導若ハ斡旋ニ依リ企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ合併又ハ解散シタル法人ノ淸算所得ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ關東州所得稅令第二十五條第一項ノ規定ニ拘ラズ左ノ稅率ニ依リ所得稅ヲ賦課ス
一 拂込資本金額百萬圓以下ノ法人
昭和十七年一月一日以後昭和十八年十二月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ九
昭和十九年一月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十二
二 拂込資本金額百萬圓ヲ超ユル法人
昭和十七年一月一日以後昭和十八年十二月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十二
昭和十九年一月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十六
第一條ノ十一中「大使ノ定ムル法人」ヲ「法人「ニ、「昭和十九年」ヲ「昭和二十年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上大使ノ定ムル者ニ」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改ム
第一條ノ十二中「大使ノ定ムル法人」ヲ「法人」ニ、「昭和十九年」ヲ「昭和二十年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ、「ニ規定スル控除割合十分ノ二ヲ十分ノ四トス」ヲ「ノ規定ニ依リ算出シタル金額ヨリ其ノ十分ノ二ヲ控除シタル金額ニ依リ所得稅ヲ課ス」ニ、「百分ノ十ヲ百分ノ七・七」ヲ「百分ノ二十四ヲ百分ノ十九、百分ノ十八ヲ百分ノ十三」ニ改ム
第一條ノ十三及第一條ノ十四中「昭和十八年十二月三十一日」ヲ「昭和二十年三月三十一日」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ、「昭和十九年分」ヲ「昭和二十年分」ニ改ム
第一條ノ十五中「同年」ヲ「昭和十九年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ不動產(土地ヲ除ク)、不動產上ノ權利、」ニ改メ「設備ヲ讓渡」ノ下ニ「(不動產上ノ權利ノ讓渡ニハ永小作權又ハ地上權ノ設定其ノ他他人ヲシテ不動產又ハ不動產上ノ權利ヲ使用セシムル一切ノ場合ヲ含ム)」ヲ加フ
第一條ノ十六第一項中「昭和十八年」ヲ「昭和十九年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改ム
第一條ノ十七中「大使ノ定ムル所ニ依リ立木」ヲ「立木」ニ、「十分ノ二」ヲ「十分ノ三」ニ改メ同條ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ當該立木ノ伐採又ハ讓渡ニ因リ生ズル所得ノ計算ニ關シテハ大使之ヲ定ム
第一條ノ二十中「事業ノ統制ノ必要上大使ノ定ムル者ニ」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改メ、「所得稅」ノ下ニ「、法人資本稅」ヲ加フ
第一條ノ二十二 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官廳ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年一月一日以後ニ於テ其ノ事業ノ全部又ハ一部ヲ廢止又ハ休止シタル法人ニシテ大使ノ定ムルモノニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ廢止又ハ休止ノ日以後ニ於テ納付スベキ所得稅、法人資本稅及臨時利得稅ヲ輕減スルコトヲ得
第一條ノ二十三 特別ノ法人ガ法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官廳ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル場合ニ於テ其ノ出資者ノ受クル關東州所得稅令第十二條ノ二ニ規定スル剩餘金ノ分配ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ同令第十三條第一項第四號ノ規定ニ依リ算出シタル金額ヨリ其ノ十分ノ二ヲ控除シタル金額ニ依リ所得稅ヲ課ス
特別ノ法人ガ法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官廳ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル場合ニ於テ其ノ出資者ノ受クル關東州所得稅令第十二條ノ二ニ規定スル剩餘金ノ分配ニシテ第二種所得稅ヲ課セラルルモノニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ同令第二十七條ニ規定スル稅率百分ノ二十四ヲ百分ノ十九、百分ノ十八ヲ百分ノ十三トシタル場合ノ差減額ニ相當スル稅額ヲ輕減ス
第一條ノ二十四 法人合併ヲ爲シタル場合ニ於テ合併ニ因リテ消滅シタル法人ノ株式(出資金額ヲ含ム以下本條ニ於テ同ジ)ヲ合併後存續スル法人又ハ合併ニ因リテ消滅シタル他ノ法人ガ合併前ニ於テ取得シタルトキハ大使ノ定ムル所ニ依リ當該株式ノ取得ニ要シタル金錢ヲ以テ合併ニ因リテ消滅シタル法人ノ株主(社員ヲ含ム)ガ合併後存續スル法人又ハ合併ニ因リテ設立シタル法人ヨリ合併ニ因リテ取得スル金錢ト看做シ關東州所得稅令ノ規定ヲ適用ス
第一條ノ二十五 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官廳ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル特別ノ法人ノ淸算剩餘金ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ關東州特別法人稅令第九條ノ規定ニ拘ラズ百分ノ七・五ノ稅率ニ依リ特別法人稅ヲ賦課ス
附 則
本令ハ昭和十九年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
第一條ノ二ノ改正規定ハ法人ノ昭和十九年一月一日以後ニ終了スル事業年度分ノ所得稅ヨリ之ヲ適用ス
第一條ノ四ノ改正規定ハ法人ニ在リテハ昭和十八年十月一日以後ニ終了スル事業年度分ノ、個人ニ在リテハ昭和十九年分ノ所得稅及臨時利得稅ヨリ之ヲ適用ス
第一條ノ十ノ改正規定ハ法人ノ昭和十九年一月一日以後ニ於ケル解散又ハ合併ニ因ル淸算所得ニ對スル所得稅ヨリ之ヲ適用ス
第一條ノ十二第一項及第一條ノ十七ノ改正規定ハ個人ノ昭和十九年分ノ所得稅ヨリ之ヲ適用ス
第一條ノ十五ノ改正規定ハ昭和十九年一月一日以後ノ讓渡ニ因ル利得ニ對スル臨時利得稅ヨリ之ヲ適用ス
朕関東州臨時租税措置令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年三月三十一日
内閣総理大臣 東条英機
大東亜大臣 青木一男
勅令第百九十四号
関東州臨時租税措置令中左ノ通改正ス
第一条中「法人資本税、」ノ下ニ「特別法人税、」ヲ加フ
第一条ノ二 法人ノ各事業年度ノ普通所得中満洲国駐箚特命全権大使ノ定ムル方法ニ依リ運用スル金額アルトキハ其ノ運用金額ノ百分ノ三十ニ相当スル金額ヲ大使ノ定ムル所ニ依リ当該事業年度ノ所得ヨリ控除シテ所得税ヲ賦課ス
第一条ノ四ニ左ノ二号ヲ加フ
六 法人ノ大使ノ定ムル場合ニ於ケル資産ノ評価換ニ因ル益金
七 大使ノ定ムル特別価格報奨金ノ収入
第一条ノ六中「百分ノ一乃至」ヲ削ル
第一条ノ七中「百分ノ六ヲ百分ノ五、百分ノ七ヲ百分ノ六」ヲ「百分ノ十一ヲ百分ノ十、百分ノ十二ヲ百分ノ十一」ニ改ム
第一条ノ八中「甲法人」ノ下ニ「又ハ甲特別ノ法人」ヲ、「関東州法人資本税令」ノ下ニ「、関東州特別法人税令」ヲ、「消滅シタル法人」ノ下ニ「又ハ特別ノ法人」ヲ、「設立シタル法人」ノ下ニ「又ハ特別ノ法人」ヲ加ヘ「乙法人ト為リ」ヲ「乙法人若ハ乙特別ノ法人ト為リ」ニ、「乙法人ハ」ヲ「乙法人又ハ乙特別ノ法人ハ」ニ改ム
第一条ノ十 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官庁ノ指導若ハ斡旋ニ依リ企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ合併又ハ解散シタル法人ノ清算所得ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ関東州所得税令第二十五条第一項ノ規定ニ拘ラズ左ノ税率ニ依リ所得税ヲ賦課ス
一 払込資本金額百万円以下ノ法人
昭和十七年一月一日以後昭和十八年十二月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ九
昭和十九年一月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十二
二 払込資本金額百万円ヲ超ユル法人
昭和十七年一月一日以後昭和十八年十二月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十二
昭和十九年一月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタルトキ 所得金額ノ百分ノ十六
第一条ノ十一中「大使ノ定ムル法人」ヲ「法人「ニ、「昭和十九年」ヲ「昭和二十年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上大使ノ定ムル者ニ」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改ム
第一条ノ十二中「大使ノ定ムル法人」ヲ「法人」ニ、「昭和十九年」ヲ「昭和二十年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ、「ニ規定スル控除割合十分ノ二ヲ十分ノ四トス」ヲ「ノ規定ニ依リ算出シタル金額ヨリ其ノ十分ノ二ヲ控除シタル金額ニ依リ所得税ヲ課ス」ニ、「百分ノ十ヲ百分ノ七・七」ヲ「百分ノ二十四ヲ百分ノ十九、百分ノ十八ヲ百分ノ十三」ニ改ム
第一条ノ十三及第一条ノ十四中「昭和十八年十二月三十一日」ヲ「昭和二十年三月三十一日」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ、「昭和十九年分」ヲ「昭和二十年分」ニ改ム
第一条ノ十五中「同年」ヲ「昭和十九年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ不動産(土地ヲ除ク)、不動産上ノ権利、」ニ改メ「設備ヲ譲渡」ノ下ニ「(不動産上ノ権利ノ譲渡ニハ永小作権又ハ地上権ノ設定其ノ他他人ヲシテ不動産又ハ不動産上ノ権利ヲ使用セシムル一切ノ場合ヲ含ム)」ヲ加フ
第一条ノ十六第一項中「昭和十八年」ヲ「昭和十九年」ニ、「事業ノ統制ノ必要上」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改ム
第一条ノ十七中「大使ノ定ムル所ニ依リ立木」ヲ「立木」ニ、「十分ノ二」ヲ「十分ノ三」ニ改メ同条ニ左ノ一項ヲ加フ
前項ノ当該立木ノ伐採又ハ譲渡ニ因リ生ズル所得ノ計算ニ関シテハ大使之ヲ定ム
第一条ノ二十中「事業ノ統制ノ必要上大使ノ定ムル者ニ」ヲ「企業整備ノ必要其ノ他大使ノ定ムル事由ニ因リ」ニ改メ、「所得税」ノ下ニ「、法人資本税」ヲ加フ
第一条ノ二十二 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官庁ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年一月一日以後ニ於テ其ノ事業ノ全部又ハ一部ヲ廃止又ハ休止シタル法人ニシテ大使ノ定ムルモノニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ廃止又ハ休止ノ日以後ニ於テ納付スベキ所得税、法人資本税及臨時利得税ヲ軽減スルコトヲ得
第一条ノ二十三 特別ノ法人ガ法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官庁ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル場合ニ於テ其ノ出資者ノ受クル関東州所得税令第十二条ノ二ニ規定スル剰余金ノ分配ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ同令第十三条第一項第四号ノ規定ニ依リ算出シタル金額ヨリ其ノ十分ノ二ヲ控除シタル金額ニ依リ所得税ヲ課ス
特別ノ法人ガ法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官庁ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル場合ニ於テ其ノ出資者ノ受クル関東州所得税令第十二条ノ二ニ規定スル剰余金ノ分配ニシテ第二種所得税ヲ課セラルルモノニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ同令第二十七条ニ規定スル税率百分ノ二十四ヲ百分ノ十九、百分ノ十八ヲ百分ノ十三トシタル場合ノ差減額ニ相当スル税額ヲ軽減ス
第一条ノ二十四 法人合併ヲ為シタル場合ニ於テ合併ニ因リテ消滅シタル法人ノ株式(出資金額ヲ含ム以下本条ニ於テ同ジ)ヲ合併後存続スル法人又ハ合併ニ因リテ消滅シタル他ノ法人ガ合併前ニ於テ取得シタルトキハ大使ノ定ムル所ニ依リ当該株式ノ取得ニ要シタル金銭ヲ以テ合併ニ因リテ消滅シタル法人ノ株主(社員ヲ含ム)ガ合併後存続スル法人又ハ合併ニ因リテ設立シタル法人ヨリ合併ニ因リテ取得スル金銭ト看做シ関東州所得税令ノ規定ヲ適用ス
第一条ノ二十五 法令、法令ニ基ク命令又ハ行政官庁ノ指導若ハ斡旋ニ依リ昭和十九年四月一日以後昭和二十年三月三十一日迄ニ合併又ハ解散シタル特別ノ法人ノ清算剰余金ニ付テハ大使ノ定ムル所ニ依リ関東州特別法人税令第九条ノ規定ニ拘ラズ百分ノ七・五ノ税率ニ依リ特別法人税ヲ賦課ス
附 則
本令ハ昭和十九年四月一日ヨリ之ヲ施行ス
第一条ノ二ノ改正規定ハ法人ノ昭和十九年一月一日以後ニ終了スル事業年度分ノ所得税ヨリ之ヲ適用ス
第一条ノ四ノ改正規定ハ法人ニ在リテハ昭和十八年十月一日以後ニ終了スル事業年度分ノ、個人ニ在リテハ昭和十九年分ノ所得税及臨時利得税ヨリ之ヲ適用ス
第一条ノ十ノ改正規定ハ法人ノ昭和十九年一月一日以後ニ於ケル解散又ハ合併ニ因ル清算所得ニ対スル所得税ヨリ之ヲ適用ス
第一条ノ十二第一項及第一条ノ十七ノ改正規定ハ個人ノ昭和十九年分ノ所得税ヨリ之ヲ適用ス
第一条ノ十五ノ改正規定ハ昭和十九年一月一日以後ノ譲渡ニ因ル利得ニ対スル臨時利得税ヨリ之ヲ適用ス