第十六條 朝鮮ニ於ケル國民登錄者ニシテ左ノ各號ノ一ニ該當スルモノ(以下技能者ト稱ス)ニ付テハ第三條及第四條ノ規定ニ依ル申吿ノ外本條ノ規定ニ依ル申吿ヲ爲サシムルモノトス
一 本令施行地內ニ於テ引續キ三月以上朝鮮總督ノ指定スル職業ニ從事スル者
二 引續キ一年以上前號ノ職業ニ從事シテ其ノ職業ヲ罷メ其ノ職業ヲ罷メタル日ヨリ五年ヲ經過セザル者
帝國臣民技能者(第十一條ノ規定ニ該當スル者ヲ除ク)タルニ至リタルトキ又ハ第十一條ノ規定ニ該當スル技能者ニシテ申吿シ居ラザルモノ同條ノ規定ニ該當セザルニ至リタルトキハ申吿義務ヲ有スル者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ第三條各號ニ揭グル事項ヲ技能者ガ職業ニ從事スル者ナル場合ニ在リテハ其ノ者ノ就業地ヲ管轄スル府尹、郡守又ハ島司ニ、其ノ他ノ者ナル場合ニ在リテハ其ノ者ノ居住地ヲ管轄スル府尹、郡守又ハ島司ニ申吿スベシ申吿ヲ爲シタル後ニ於テ第三條第一號又ハ第四號乃至第七號ニ揭グル事項ニ異動ヲ生ジタルトキ亦同ジ
第四條、第五條、第六條ノ三、第十二條及第十三條ノ規定ハ技能者ニ關スル申吿又ハ職業能力ノ檢査ニ之ヲ準用ス但シ第六條ノ三中厚生大臣トアルハ府尹、郡守又ハ島司トス
技能者ニ付テハ第十一條中第六條ノ三第一項第二號ノ規定トアルハ前項ニ於テ準用スル第六條ノ三第一項第二號ノ規定トス