(臨時資金調整法中改正法律)
法令番号: 法律第十六號
公布年月日: 昭和19年2月15日
法令の形式: 法律
朕帝國議會ノ協贊ヲ經タル臨時資金調整法中改正法律ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年二月十四日
內閣總理大臣 東條英機
大藏大臣 賀屋興宣
內務大臣 安藤紀三郞
法律第十六號
臨時資金調整法中左ノ通改正ス
第十條ノ二 政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ土地其ノ他ノモノノ賣却代金、補償金其ノ他ノ金錢債務ニシテ命令ノ定ムルモノニ付支拂ハレタル金錢ノ處分ニ關シ必要ナル命令ヲ爲シ又ハ當該金錢債務ニ付企業整備資金措置法第五條ニ規定スル方法其ノ他ノ方法ニ依リ其ノ決濟ヲ爲スベキコトヲ命ズルコトヲ得
政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ土地其ノ他ノモノノ買收代金、補償金其ノ他ノ政府ノ金錢債務ニシテ命令ノ定ムルモノニ付企業整備資金措置法第三條ノ規定ニ準ジ其ノ決濟ヲ爲スコトヲ得
企業整備資金措置法第六條乃至第十六條及第二十八條ノ規定ハ第一項ノ規定ニ依リ同法第五條ニ規定スル方法ニ依リテ爲ス決濟及前項ノ規定ニ依リテ爲ス決濟ニ關シ之ヲ準用ス
第十條ノ六第一項ヲ削ル
第十條ノ七中「預金」ノ下ニ「其ノ他ノ命令ノ定ムル貯蓄」ヲ加フ
第十條ノ八中「租稅ノ減免ヲ爲スコトヲ得」ヲ「租稅ノ減免ヲ爲シ又ハ法人稅法ニ依ル所得ノ計算ニ關スル特例ヲ設クルコトヲ得」ニ改ム
第十條ノ九 預金、金錢信託、生命保險其ノ他此等ニ準ズル貯蓄ニシテ命令ノ定ムルモノノ貯蓄者ハ災害、疾病其ノ他ノ命令ノ定ムル事由ニ因リ資金ヲ必要トスルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ當該貯蓄ノ全部若ハ一部ニ付期限前ノ拂戾ヲ請求シ又ハ當該貯蓄ニ關スル契約ヲ解除シ若ハ變更スルコトヲ得
前項ノ場合ニ於テ銀行、信託會社、保險會社其ノ他此等ニ準ズル者ニシテ命令ノ定ムルモノガ前項ノ貯蓄者ニ拂戾シ又ハ給付スベキ金額其ノ他ノ條件ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
政府ハ前二項ノ場合ニ於テハ前項ニ規定スル貯蓄取扱機關ニ對シ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ損失ヲ補償シ又ハ補助金ヲ交付スルコトヲ得
第十條ノ十 數人ノ者ガ銀行、信託會社其ノ他此等ニ準ズル者ニシテ命令ノ定ムルモノニ對シ代表者ヲ定メ其ノ者ノ名ニ於テ貯蓄ヲ爲ス場合ニ於テハ代表者及各貯蓄者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ當該貯蓄取扱機關ニ對シ其ノ貯蓄ノ拂戾ヲ請求スルコトヲ得
前項ノ貯蓄ニ關シ各貯蓄者每ノ利子又ハ利益ノ計算方法、代表者ニ對スル取締其ノ他必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第十條ノ十一 政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ國債證券ノ低價買漁等國民ノ貯蓄實踐ヲ阻害スルノ虞アル行爲ヲ制限又ハ禁止スルコトヲ得
第十三條 政府ハ日本勸業銀行ヲシテ貯蓄債券及報國債券ヲ發行セシムルコトヲ得
貯蓄債券及報國債券ノ發行額ハ通ジテ收入金五十億圓ヲ限度トス
貯蓄債券及報國債券ハ無記名トシ券面金額ハ貯蓄債券ニ在リテハ三十圓以下トシ報國債券ニ在リテハ十圓以下トス
第十四條第一項中「每年二囘以上抽籤ヲ以テ」ヲ削リ同條第二項中「貯蓄債券ヲ償還スル場合ニハ」ヲ「貯蓄債券ニハ抽籤ヲ以テ」ニ改ム
同條第三項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ割增金ハ命令ノ定ムル所ニ依リ之ヲ國債證券其ノ他ノ證券ヲ以テ交付シ又ハ預金ニ振替フルコトヲ得
第十四條ノ二ヲ削リ第十四條ノ三ヲ第十四條ノ二トシ第十四條ノ四ヲ第十四條ノ三トシ第十四條ノ五ヲ第十四條ノ四トス
第十四條ノ五 第十條ノ四ノ規定ニ依リ命令ノ定ムル者ノ發行スル證券及第十條ノ五第一項ニ規定スル證券ニハ印紙稅ヲ課セズ第十條ノ三又ハ第十條ノ七ノ規定ニ基ク貯蓄ニ關スル書類ニシテ命令ノ定ムルモノ及第十條ノ五第一項ニ規定スル證券、貯蓄債券又ハ報國債券ニ關スル書類ニシテ命令ノ定ムルモノニ付亦同ジ
第十四條ノ六 第十條ノ三ノ規定ニ基ク貯蓄ニ關シ國債證券其ノ他ノ有價證券ノ移轉アリタルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ有價證券移轉稅ヲ課セズ第十四條第三項(第十四條ノ三第三項ニ於テ準用スル場合ヲ含ム)ノ規定ニ依リ國債證券其ノ他ノ有價證券ノ移轉アリタルトキ亦同ジ
第十四條ノ七 第十條ノ五第一項ニ規定スル證券ニシテ命令ノ定ムルモノ、貯蓄債券又ハ報國債券ノ發行者ハ戰時災害(大東亞戰爭ノ際ニ於ケル戰鬪行爲又ハ之ニ關聯アル事件ニ因ル災害ヲ謂フ以下同ジ)ニ因リ喪失シタル此等ノ證券ニ對シ第二項及第三項ノ規定ニ依リ新證券ノ交付其ノ他ノ措置ヲ爲スベシ
戰時災害ノ當時前項ノ喪失シタル證券ヲ所有シ又ハ占有シタル者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ戰時喪失國債證券審査會ニ其ノ所有シ又ハ占有シタル證券ノ喪失ニ付査定ヲ求ムルコトヲ得
戰時喪失無記名國債證券臨時措置法第三條乃至第七條及第十條ノ規定ハ前項ノ場合ニ之ヲ準用ス此ノ場合ニ於テハ同法中元利金トアルハ元利金若ハ割增金トシ同法第三條乃至第五條中政府トアルハ當該證券ノ發行者トシ同法第十條中政府トアルハ政府又ハ當該證券ノ發行者トス
政府ハ第一項ニ規定スル證券ノ發行者ニ對シ命令ノ定ムル所ニ依リ前三項ノ規定ニ依リ新證券ノ交付其ノ他ノ措置ヲ爲シタルニ因リ生ジタル損失ヲ補償スルコトヲ得
前四項ノ規定ハ戰時災害以外ノ大東亞戰爭中ノ災害ニシテ命令ノ定ムルモノニ因リ喪失シタル第一項ニ規定スル證券ニ之ヲ準用ス
第十七條中第四號ヲ第五號トシ第三號ノ次ニ左ノ一號ヲ加フ
四 第十條ノ十一ノ規定ニ依ル制限又ハ禁止ニ違反シタル者
第十八條第二號ヲ左ノ如ク改ム
二 第十條ノ二第一項若ハ第二項ノ規定ニ依ル命令又ハ同條第三項ニ於テ準用スル企業整備資金措置法(以下企業整備資金措置法ト稱ス)第六條第二項(同法第七條第二項ニ於テ準用スル場合ヲ含ム)、第十二條第一項若ハ第十四條第二項ノ規定ニ違反シタル者
同條中第五號ヲ第六號トシ第四號ヲ第五號トシ第三號ノ次ニ左ノ一號ヲ加フ
四 第十條ノ十ノ規定ニ依ル命令ニ違反シタル代表者
第二十條中「若ハ第五條第三項ニ規定スル日本銀行職員又ハ其ノ職ニ在リタル者」ヲ「、第五條第一項若ハ企業整備資金措置法第十五條第一項ノ事務ニ從事スル日本銀行職員、同法第二十八條ノ規定ニ依リ政府ノ職權ノ一部ヲ行フ者(其ノ者ガ法人ナルトキハ當該職權ニ屬スル事務ニ從事スル職員)又ハ此等ノ職ニ在リタル者」ニ、「漏洩」ヲ「漏泄」ニ改ム
附則第二項中「第十條ノ八」ノ下ニ「、第十條ノ十」ヲ加ヘ「第十四條ノ三」ヲ「第十四條ノ二」ニ改ム
附 則
本法施行ノ期日ハ各規定ニ付勅令ヲ以テ之ヲ定ム
臨時資金調整法第十四條ノ七ノ改正規定ハ昭和十六年十二月八日以後同規定施行前ニ發生シタル戰時災害又ハ戰時災害以外ノ命令ノ定ムル災害ニ因リ喪失シタル同條第一項ニ規定スル證券ニ亦之ヲ適用ス
朕帝国議会ノ協賛ヲ経タル臨時資金調整法中改正法律ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十九年二月十四日
内閣総理大臣 東条英機
大蔵大臣 賀屋興宣
内務大臣 安藤紀三郎
法律第十六号
臨時資金調整法中左ノ通改正ス
第十条ノ二 政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ土地其ノ他ノモノノ売却代金、補償金其ノ他ノ金銭債務ニシテ命令ノ定ムルモノニ付支払ハレタル金銭ノ処分ニ関シ必要ナル命令ヲ為シ又ハ当該金銭債務ニ付企業整備資金措置法第五条ニ規定スル方法其ノ他ノ方法ニ依リ其ノ決済ヲ為スベキコトヲ命ズルコトヲ得
政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ土地其ノ他ノモノノ買収代金、補償金其ノ他ノ政府ノ金銭債務ニシテ命令ノ定ムルモノニ付企業整備資金措置法第三条ノ規定ニ準ジ其ノ決済ヲ為スコトヲ得
企業整備資金措置法第六条乃至第十六条及第二十八条ノ規定ハ第一項ノ規定ニ依リ同法第五条ニ規定スル方法ニ依リテ為ス決済及前項ノ規定ニ依リテ為ス決済ニ関シ之ヲ準用ス
第十条ノ六第一項ヲ削ル
第十条ノ七中「預金」ノ下ニ「其ノ他ノ命令ノ定ムル貯蓄」ヲ加フ
第十条ノ八中「租税ノ減免ヲ為スコトヲ得」ヲ「租税ノ減免ヲ為シ又ハ法人税法ニ依ル所得ノ計算ニ関スル特例ヲ設クルコトヲ得」ニ改ム
第十条ノ九 預金、金銭信託、生命保険其ノ他此等ニ準ズル貯蓄ニシテ命令ノ定ムルモノノ貯蓄者ハ災害、疾病其ノ他ノ命令ノ定ムル事由ニ因リ資金ヲ必要トスルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ当該貯蓄ノ全部若ハ一部ニ付期限前ノ払戻ヲ請求シ又ハ当該貯蓄ニ関スル契約ヲ解除シ若ハ変更スルコトヲ得
前項ノ場合ニ於テ銀行、信託会社、保険会社其ノ他此等ニ準ズル者ニシテ命令ノ定ムルモノガ前項ノ貯蓄者ニ払戻シ又ハ給付スベキ金額其ノ他ノ条件ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
政府ハ前二項ノ場合ニ於テハ前項ニ規定スル貯蓄取扱機関ニ対シ命令ノ定ムル所ニ依リ其ノ損失ヲ補償シ又ハ補助金ヲ交付スルコトヲ得
第十条ノ十 数人ノ者ガ銀行、信託会社其ノ他此等ニ準ズル者ニシテ命令ノ定ムルモノニ対シ代表者ヲ定メ其ノ者ノ名ニ於テ貯蓄ヲ為ス場合ニ於テハ代表者及各貯蓄者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ当該貯蓄取扱機関ニ対シ其ノ貯蓄ノ払戻ヲ請求スルコトヲ得
前項ノ貯蓄ニ関シ各貯蓄者毎ノ利子又ハ利益ノ計算方法、代表者ニ対スル取締其ノ他必要ナル事項ハ命令ヲ以テ之ヲ定ム
第十条ノ十一 政府ハ必要アリト認ムルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ国債証券ノ低価買漁等国民ノ貯蓄実践ヲ阻害スルノ虞アル行為ヲ制限又ハ禁止スルコトヲ得
第十三条 政府ハ日本勧業銀行ヲシテ貯蓄債券及報国債券ヲ発行セシムルコトヲ得
貯蓄債券及報国債券ノ発行額ハ通ジテ収入金五十億円ヲ限度トス
貯蓄債券及報国債券ハ無記名トシ券面金額ハ貯蓄債券ニ在リテハ三十円以下トシ報国債券ニ在リテハ十円以下トス
第十四条第一項中「毎年二回以上抽籤ヲ以テ」ヲ削リ同条第二項中「貯蓄債券ヲ償還スル場合ニハ」ヲ「貯蓄債券ニハ抽籤ヲ以テ」ニ改ム
同条第三項ヲ左ノ如ク改ム
前項ノ割増金ハ命令ノ定ムル所ニ依リ之ヲ国債証券其ノ他ノ証券ヲ以テ交付シ又ハ預金ニ振替フルコトヲ得
第十四条ノ二ヲ削リ第十四条ノ三ヲ第十四条ノ二トシ第十四条ノ四ヲ第十四条ノ三トシ第十四条ノ五ヲ第十四条ノ四トス
第十四条ノ五 第十条ノ四ノ規定ニ依リ命令ノ定ムル者ノ発行スル証券及第十条ノ五第一項ニ規定スル証券ニハ印紙税ヲ課セズ第十条ノ三又ハ第十条ノ七ノ規定ニ基ク貯蓄ニ関スル書類ニシテ命令ノ定ムルモノ及第十条ノ五第一項ニ規定スル証券、貯蓄債券又ハ報国債券ニ関スル書類ニシテ命令ノ定ムルモノニ付亦同ジ
第十四条ノ六 第十条ノ三ノ規定ニ基ク貯蓄ニ関シ国債証券其ノ他ノ有価証券ノ移転アリタルトキハ命令ノ定ムル所ニ依リ有価証券移転税ヲ課セズ第十四条第三項(第十四条ノ三第三項ニ於テ準用スル場合ヲ含ム)ノ規定ニ依リ国債証券其ノ他ノ有価証券ノ移転アリタルトキ亦同ジ
第十四条ノ七 第十条ノ五第一項ニ規定スル証券ニシテ命令ノ定ムルモノ、貯蓄債券又ハ報国債券ノ発行者ハ戦時災害(大東亜戦争ノ際ニ於ケル戦闘行為又ハ之ニ関連アル事件ニ因ル災害ヲ謂フ以下同ジ)ニ因リ喪失シタル此等ノ証券ニ対シ第二項及第三項ノ規定ニ依リ新証券ノ交付其ノ他ノ措置ヲ為スベシ
戦時災害ノ当時前項ノ喪失シタル証券ヲ所有シ又ハ占有シタル者ハ命令ノ定ムル所ニ依リ戦時喪失国債証券審査会ニ其ノ所有シ又ハ占有シタル証券ノ喪失ニ付査定ヲ求ムルコトヲ得
戦時喪失無記名国債証券臨時措置法第三条乃至第七条及第十条ノ規定ハ前項ノ場合ニ之ヲ準用ス此ノ場合ニ於テハ同法中元利金トアルハ元利金若ハ割増金トシ同法第三条乃至第五条中政府トアルハ当該証券ノ発行者トシ同法第十条中政府トアルハ政府又ハ当該証券ノ発行者トス
政府ハ第一項ニ規定スル証券ノ発行者ニ対シ命令ノ定ムル所ニ依リ前三項ノ規定ニ依リ新証券ノ交付其ノ他ノ措置ヲ為シタルニ因リ生ジタル損失ヲ補償スルコトヲ得
前四項ノ規定ハ戦時災害以外ノ大東亜戦争中ノ災害ニシテ命令ノ定ムルモノニ因リ喪失シタル第一項ニ規定スル証券ニ之ヲ準用ス
第十七条中第四号ヲ第五号トシ第三号ノ次ニ左ノ一号ヲ加フ
四 第十条ノ十一ノ規定ニ依ル制限又ハ禁止ニ違反シタル者
第十八条第二号ヲ左ノ如ク改ム
二 第十条ノ二第一項若ハ第二項ノ規定ニ依ル命令又ハ同条第三項ニ於テ準用スル企業整備資金措置法(以下企業整備資金措置法ト称ス)第六条第二項(同法第七条第二項ニ於テ準用スル場合ヲ含ム)、第十二条第一項若ハ第十四条第二項ノ規定ニ違反シタル者
同条中第五号ヲ第六号トシ第四号ヲ第五号トシ第三号ノ次ニ左ノ一号ヲ加フ
四 第十条ノ十ノ規定ニ依ル命令ニ違反シタル代表者
第二十条中「若ハ第五条第三項ニ規定スル日本銀行職員又ハ其ノ職ニ在リタル者」ヲ「、第五条第一項若ハ企業整備資金措置法第十五条第一項ノ事務ニ従事スル日本銀行職員、同法第二十八条ノ規定ニ依リ政府ノ職権ノ一部ヲ行フ者(其ノ者ガ法人ナルトキハ当該職権ニ属スル事務ニ従事スル職員)又ハ此等ノ職ニ在リタル者」ニ、「漏洩」ヲ「漏泄」ニ改ム
附則第二項中「第十条ノ八」ノ下ニ「、第十条ノ十」ヲ加ヘ「第十四条ノ三」ヲ「第十四条ノ二」ニ改ム
附 則
本法施行ノ期日ハ各規定ニ付勅令ヲ以テ之ヲ定ム
臨時資金調整法第十四条ノ七ノ改正規定ハ昭和十六年十二月八日以後同規定施行前ニ発生シタル戦時災害又ハ戦時災害以外ノ命令ノ定ムル災害ニ因リ喪失シタル同条第一項ニ規定スル証券ニ亦之ヲ適用ス