戦時下における国民貯蓄の増強と国民生活の安定確保を図るため、簡易生命保険の被保険者一人当たりの保険金最高制限額を二千円に引き上げることを提案する。この改正により、簡易生命保険制度の機能がより発揮され、戦時下の購買力吸収と国民生活の安定に大きく寄与することが期待される。
参照した発言: 第84回帝国議会 貴族院 本会議 第3号