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(恩給法施行令外一件中改正ノ件)
法令番号: 勅令第五百六十一號
公布年月日: 昭和18年7月1日
法令の形式: 勅令
被改正法
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改正:
恩給法施行令
国立国会図書館『官報』
国立公文書館『御署名原本』
日本法令索引
朕恩給法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ玆ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年六月三十日
內閣總理大臣 東條英機
勅令第五百六十一號
恩給法施行令中左ノ通改正ス
第三條第一號ヲ左ノ如ク改ム
一
第六條第一號、第一號ノ二、第二號及第四號乃至第八號ニ規定スル者竝其ノ遺族ノ恩給ハ東京都ニ在リテハ東京都長官(警視廳部內ノ職員ニ在リテハ警視總監)、北海道ニ在リテハ北海道廳長官、府縣ニ在リテハ府縣知事、朝鮮ニ在リテハ道知事、臺灣ニ在リテハ州知事又ハ廳長、關東州ニ在リテハ滿洲國駐箚特命全權大使、南洋群島ニ在リテハ南洋廳長官之ヲ裁定ス
同條第二號中「恩給ハ」ノ下ニ「東京都ニ在リテハ東京都長官、」ヲ、同條第三號中「一時恩給ハ」ノ下ニ「東京都ニ在リテハ東京都長官、」ヲ加ヘ同條第五號中「州又ハ廳ノ警部補及巡査」ヲ「州又ハ廳ノ警部補、巡査及消防手」ニ、「滿洲國駐箚特命全權大使」ヲ「大使」ニ、同條第六號中「北海道ニ在リテハ北海道廳長官、府縣ニ在リテハ府縣知事(警視廳部內ノ職員ニ在リテハ警視總監)」ヲ「東京都ニ在リテハ警視總監、北海道ニ在リテハ北海道廳長官、府縣ニ在リテハ府縣知事」ニ改メ同條第七號ヲ左ノ如ク改ム
七
恩給法第二十四條第三號ニ揭クル待遇職員(國庫ヨリ俸給ヲ給スルモノヲ除ク)及其ノ遺族ノ恩給ハ東京都ニ在リテハ東京都長官、北海道ニ在リテハ北海道廳長官、府縣ニ在リテハ府縣知事之ヲ裁定ス
第三條ノ二第一號中「第四號」ノ下ニ「乃至第八號」ヲ、「地方經濟」ノ下ニ「(朝鮮ニ於ケル府又ハ臺灣ニ於ケル市ヨリ俸給ヲ受クル職員ニ付テハ府又ハ市)」ヲ加フ
第六條第一號中「警視廳官制第一條ノ二」ノ上ニ「東京都官制第一條ニ規定スル職員ニシテ其ノ俸給カ昭和十八年勅令第五百七號ノ規定ニ依リ東京都ノ負擔ニ屬スルモノ竝」ヲ加ヘ同條第四號ヲ第五號トシ同條ニ第四號トシテ左ノ一號ヲ加フ
四
朝鮮總督府地方官官制第二十五條ノ二ニ規定スル職員
同條ニ左ノ三號ヲ加フ
六
臺灣總督府地方官官制第五十五條ニ規定スル職員
七
關東局官制第十四條ノ二及關東海務局官制第二條ノ二ニ規定スル職員
八
南洋廳官制第二條ノ二ニ規定スル職員
別表第二號表(二)二分ノ一月ヲ加算スヘキモノ內地ノ欄中「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第三條ノ二及第六條ノ改正規定中朝鮮總督府地方官官制第二十五條ノ二ニ規定スル職員ニ關スル部分ハ昭和十八年六月十日ヨリ、臺灣總督府地方官官制第五十五條ニ規定スル職員、關東局官制第十四條ノ二及關東海務局官制第二條ノ二ニ規定スル職員竝ニ南洋廳官制第二條ノ二ニ規定スル職員ニ關スル部分ハ同年六月二十四日ヨリ之ヲ適用ス
本令施行前給與事由ノ生ジタル恩給法第二十四條第三號ニ規定スル待遇職員、前項但書ニ揭グル職員及臺灣總督府州消防手竝ニ其ノ遺族ノ恩給ノ裁定ニ付テハ仍從前ノ例ニ依ル
昭和八年勅令第二百三十六號附則第六條第三號中「敎育事務從事ノ」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
朕恩給法施行令中改正ノ件ヲ裁可シ茲ニ之ヲ公布セシム
御名御璽
昭和十八年六月三十日
内閣総理大臣 東条英機
勅令第五百六十一号
恩給法施行令中左ノ通改正ス
第三条第一号ヲ左ノ如ク改ム
一
第六条第一号、第一号ノ二、第二号及第四号乃至第八号ニ規定スル者並其ノ遺族ノ恩給ハ東京都ニ在リテハ東京都長官(警視庁部内ノ職員ニ在リテハ警視総監)、北海道ニ在リテハ北海道庁長官、府県ニ在リテハ府県知事、朝鮮ニ在リテハ道知事、台湾ニ在リテハ州知事又ハ庁長、関東州ニ在リテハ満洲国駐箚特命全権大使、南洋群島ニ在リテハ南洋庁長官之ヲ裁定ス
同条第二号中「恩給ハ」ノ下ニ「東京都ニ在リテハ東京都長官、」ヲ、同条第三号中「一時恩給ハ」ノ下ニ「東京都ニ在リテハ東京都長官、」ヲ加ヘ同条第五号中「州又ハ庁ノ警部補及巡査」ヲ「州又ハ庁ノ警部補、巡査及消防手」ニ、「満洲国駐箚特命全権大使」ヲ「大使」ニ、同条第六号中「北海道ニ在リテハ北海道庁長官、府県ニ在リテハ府県知事(警視庁部内ノ職員ニ在リテハ警視総監)」ヲ「東京都ニ在リテハ警視総監、北海道ニ在リテハ北海道庁長官、府県ニ在リテハ府県知事」ニ改メ同条第七号ヲ左ノ如ク改ム
七
恩給法第二十四条第三号ニ掲クル待遇職員(国庫ヨリ俸給ヲ給スルモノヲ除ク)及其ノ遺族ノ恩給ハ東京都ニ在リテハ東京都長官、北海道ニ在リテハ北海道庁長官、府県ニ在リテハ府県知事之ヲ裁定ス
第三条ノ二第一号中「第四号」ノ下ニ「乃至第八号」ヲ、「地方経済」ノ下ニ「(朝鮮ニ於ケル府又ハ台湾ニ於ケル市ヨリ俸給ヲ受クル職員ニ付テハ府又ハ市)」ヲ加フ
第六条第一号中「警視庁官制第一条ノ二」ノ上ニ「東京都官制第一条ニ規定スル職員ニシテ其ノ俸給カ昭和十八年勅令第五百七号ノ規定ニ依リ東京都ノ負担ニ属スルモノ並」ヲ加ヘ同条第四号ヲ第五号トシ同条ニ第四号トシテ左ノ一号ヲ加フ
四
朝鮮総督府地方官官制第二十五条ノ二ニ規定スル職員
同条ニ左ノ三号ヲ加フ
六
台湾総督府地方官官制第五十五条ニ規定スル職員
七
関東局官制第十四条ノ二及関東海務局官制第二条ノ二ニ規定スル職員
八
南洋庁官制第二条ノ二ニ規定スル職員
別表第二号表(二)二分ノ一月ヲ加算スヘキモノ内地ノ欄中「東京府」ヲ「東京都」ニ改ム
附 則
本令ハ公布ノ日ヨリ之ヲ施行ス但シ第三条ノ二及第六条ノ改正規定中朝鮮総督府地方官官制第二十五条ノ二ニ規定スル職員ニ関スル部分ハ昭和十八年六月十日ヨリ、台湾総督府地方官官制第五十五条ニ規定スル職員、関東局官制第十四条ノ二及関東海務局官制第二条ノ二ニ規定スル職員並ニ南洋庁官制第二条ノ二ニ規定スル職員ニ関スル部分ハ同年六月二十四日ヨリ之ヲ適用ス
本令施行前給与事由ノ生ジタル恩給法第二十四条第三号ニ規定スル待遇職員、前項但書ニ掲グル職員及台湾総督府州消防手並ニ其ノ遺族ノ恩給ノ裁定ニ付テハ仍従前ノ例ニ依ル
昭和八年勅令第二百三十六号附則第六条第三号中「教育事務従事ノ」ノ下ニ「東京都、」ヲ加フ
本文
詳細・沿革