昭和18年度一般会計歳出の財源に充てるため必要な公債発行については、第81回帝国議会の協賛を経て昭和18年法律第9号として公布されたが、昭和18年度歳入歳出総予算追加第一号に計上された経費の財源の一部として、さらに3億1,320余万円の公債発行が必要となった。そのため、同法に規定する公債の発行限度額を3億1,320万円増加させる必要があり、本法律案を提出することとなった。
参照した発言:
第82回帝国議会 衆議院 本会議 第1号
昭和18年度一般会計歳出の財源のため追加で公債発行が必要となった。昭和18年度歳入歳出総予算追加第一号に計上した経費の財源の一部として、さらに3億1320余万円を限度とする公債発行が必要となったため、先に帝国議会の協賛を経て公布された昭和18年法律第9号に規定する公債発行限度額を3億1320万円増加する法律案を提出するものである。これにより、戦時下における国家の財政需要に対応するための財源を確保する。
参照した発言:
第82回帝国議会 衆議院 本会議 第1号