商工組合中央金庫の資本金を1,400万円増加させ、うち1,000万円を政府が出資し、400万円を組合から出資を受けることを提案する。これは、所属組合数の増加や貸出残高の急増に伴い、現在の資本金1,600万円では利用者の需要に応じきれないためである。また、産業整備の必要性から組合が有限会社や食糧営団等に改組される場合があるため、そうした組織への貸付継続や新規貸付を可能とする。さらに、事務手続きの簡素化と経費節約のため、事業年度を年2回から年1回に変更することを提案する。
参照した発言:
第81回帝国議会 貴族院 商工経済会法案特別委員会 第1号