昭和19年より朝鮮同胞を徴集し、大東亜戦争の完遂と国防の完璧を期すとともに、皇民教育の徹底と時局認識の向上により高まった朝鮮同胞の銃後奉公の赤誠に応えるため、皇軍の兵員となる栄誉を与え、朝鮮統治の向上に寄与することを目的とする。昭和13年以来の特別志願兵制度の実績から、徴兵制施行の成果が期待できる。また、内地人が兵役義務を終えるまで朝鮮人の家に入ることができなかった制限を撤廃する。
参照した発言: 第81回帝国議会 貴族院 本会議 第3号