大東亜戦争の決戦段階に伴う戦力増強のための財政支出増加に対応するため、入場税の税率を引き上げることとした。具体的には、現行の税率である100分の20から100分の80を、100分の20から100分の120に引き上げる。また特別入場税についても一定程度の増徴を実施する。これは間接税を中心とする増税の一環として実施するものであり、消費の節約と国民購買力の吸収を図り、物資・労力・資金等の国家経済総力を戦力増強のために集中させることを目的としている。
参照した発言:
第81回帝国議会 衆議院 本会議 第5号